仙台放送
ずらりと並んだキッチンカー。場所は宮城県庁です。新型コロナウイルスの影響でイベントが中止となり、出店する機会が減っているキッチンカーを支援しようと県が企画しました。 正午過ぎの県庁西側の通路です。普段見る事のない光景が…。 たこ焼きにクレープ店などずらりと並んだキッチンカー。そこに県庁職員や通りがかった人たちが列を作っていました。 これは新型コロナウイルスの影響でイベントが減少し、出店の機会が減ったキッチンカー業界を支援しようと県が企画したものです。 ６月２３日は県内の合わせて７台のキッチンカーが出店しました。 お客 「“どて焼き”、名前は聞いたことがあるが、どんなものかなと思って。フワッと柔らかくておいしい」 宮城キッチンカー協会によりますと、大型イベントの相次ぐ中止により県内の多くのキッチンカーは売り上げを半分以下にまで減らしているということです。 またほとんどのキッチンカーは、飲食店への協力金などの対象からも外れ、苦しい状況が続いています。 宮城キッチンカー協会 佐藤幸弘 会長 「キッチンカーの多くはイベント出店で収入をあげているので、キッチンカー業界は本当に大変な状況です。県庁をお借りして営業できること、本当に嬉しく思います」 この「キッチンカー応援マルシェ！iｎ県庁」は６月２５日まで開かれています。
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