
トロピカル・スムージー・カフェは2021年10月に1000店舗目のオープンを予定している。
Tropical Smoothie Cafe
- 「トロピカル・スムージー・カフェ」のCEO、チャールズ・ワトソンは今のところゴーストキッチンを開設するつもりはないと述べている。
- その代わり規模の小さい実店舗を数百店舗オープンする予定だ。
- しかし、ワトソンは2024年までに同社の売り上げの半分以上が「デジタル・セールス」によるものになると予想している。
トロピカル・スムージー・カフェ(Tropical Smoothie Cafe)は、パンデミックによってレストランやカフェがゴーストキッチンを開設するという流れに逆行している。

チャールズ・ワトソンCEOは、ゴーストキッチンをオープンする予定はないとInsiderに語った。
Tropical Smoothie Cafe
このスムージーチェーンは従来型店舗の出店を大幅に拡大中で、2021年10月には1000店目のオープンを予定しており、CEOのチャールズ・ワトソンはInsiderの取材に対して、ゴーストキッチンを立ち上げる計画はないと話している。
ゴーストキッチンとは、飲食スペースを持たず、デリバリーする料理を調理するだけの店舗を指す。
「すべてのブランドがゴーストキッチンを必要としているとは思えない」とワトソンは述べている。
「トロピカル・スムージー・カフェのゴーストキッチンを作ることに大賛成ではない。どちらかといえば、反対の立場だ」
しかし、パンデミックの間に「デジタル・セールス」による売り上げは大幅に伸びている。同社の売上高の約35%は、ウェブサイトやアプリ、他社の配送サービスを利用したネット経由の注文によるもので、パンデミック前はその割合は24%だった。ワトソンはこの数字が今後3年間で50%以上になると予想している。
トロピカル・スムージー・カフェは今後、数百店の出店を計画しているという。同社の既存店舗の平均年間売上高は約84万500ドル(約9300万円)だ。
「私は750の『リアルキッチン』をオープンするつもりだ」とワトソンは言う。
「面積の点で言えば、小規模になっていく方向にある。それが我々のゴーストキッチンだ」
ゴーストキッチンの大きなひとつの利点は、フルサービスのレストランと比べて、飲食スペースや客用の駐車場、トイレなどのスペースが必要ないため、店舗物件の面積が小さくてすむことだ。
「ゴーストキッチンは非常に効率のいい不動産活用モデルだ」と、カプリオッティ&ウイング・ゾーン(Capriotti's&Wing Zone)の最高開発責任者(CDO)兼最高執行責任者(COO)デビッド・ブルーム(David Bloom)はInsiderに述べた。

トロピカル・スムージー・カフェの店舗の面積は平均で約148平方メートルだ。
Tropical Smoothie Cafe
トロピカル・スムージー・カフェの店舗はとにかく狭い。スムージーが売り上げの約65%を占める同社のカフェの面積は平均すると約1600平方フィート(148平方メートル)で、20人から30人の客が座れるようになっているとワトソンは話している。この面積は平均的なマクドナルドの独立型店舗の半分以下だ。
「我々のブランドにとって、ゴーストキッチンはあまり意味がないと思う」とワトソンは言う。
「もし我々がゴーストキッチンを作るとしたら、それは市場を開拓するためだ」
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