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Monday, November 29, 2021

マスク着けずドア開けたら、向かいの部屋の1人感染か…オミクロン株は性質不明 - 読売新聞

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 オミクロン株の感染力や重症化のしやすさなどの詳しい性質は、判明していない。ただ、各国での感染事例の報告などで、インド由来のデルタ株より感染力が強い可能性も指摘されている。

 南アフリカでは、流行していたベータ株が6月にほぼデルタ株に置き換わった。11月以降にはオミクロン株が急増してデルタ株から置き換わり、同月15日時点で75%以上に達した。ヨハネスブルクのある同国ハウテン州では、同12~20日に調べた77検体が、すべてオミクロン株だった。欧州疾病対策センターは「著しい感染性の高さが懸念される」と、強い警戒感を示す。

 香港では、検疫用ホテルに滞在していた2人の感染が確認された。南アに渡航歴のある無症状の1人が、マスクを着用せずにドアを開け、向かいの部屋にいたもう1人に感染させた可能性があるという。

 米国の研究チームは、人間の細胞に結合する新型コロナウイルス表面の突起に20か所の変異を入れると、免疫の攻撃から逃れやすくなるとの実験結果を報告した。オミクロン株は突起だけで約30か所の変異があり、ワクチンや抗体医薬の効果が落ちたり、再感染したりする恐れがある。

 北里大の中山哲夫特任教授(臨床ウイルス学)は「まだデータは限られており、慎重に性質を見て判断すべきだが、変異の多さからみて感染しやすい可能性はある。水際対策や国民のワクチン接種をしっかり進めることが重要だ」と話す。

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