行方不明になっていた認知症の男性（８９）を保護したとして、岩手県警釜石署は１１日、釜石市内の会社員、今啓幸さん（４１）に署長感謝状を贈った＝写真＝。
今さんは４月１９日早朝、自宅前の路上に座り込んでいた男性を見つけ、お茶を飲ませるなどして介抱した。男性は１８日昼頃、「散歩に行く」と言って家を出たまま帰り道が分からなくなったとみられ、同署などが捜していた。男性は今年、市内に引っ越してきたばかりで、発見時は頭にけがをしていたという。
今さんは「部屋着のままのおじいさんを見て、放っておけなかった」と振り返り、前川剛署長は「寒空のもと一晩を過ごし、生命の危険もあった。救助してくれてありがたい」と話した。
からの記事と詳細 ( 自宅前の路上に「部屋着のままのおじいさん」…「生命の危険もあった」介抱の男性に感謝状 - 読売新聞オンライン )
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