■1.扇風機やサーキュレーターで風を送る
室内は屋外に比べると空気の流れが滞りやすいので、扇風機やサーキュレーターを使って人工的に風を送ると洗濯物が乾きやすくなります。
扇風機やサーキュレーターを使う場合は、洗濯物に対して1mほどの距離を置き、かつ真横から風が当たるように位置を調整します。
扇風機は首振り設定にすると、さまざまな角度から風を当てられるようになるため、乾きムラが起こりにくくなります。
なお、送風の強度は「弱」でOKです。
■2.あらかじめドライヤーで部分的に乾かしておく
洗濯物は、生地が厚い部分や、重なっている部分ほど乾きにくい傾向にあります。
トップスの脇の部分や、ボトムスのウエストまわり、襟部分、ポケット部分など、特に乾きにくい部分はあらかじめドライヤーを当てて、ある程度乾かしてから部屋干しした方がよいでしょう。
なお、ドライヤーの温風を長時間当てると衣類が傷んでしまうおそれがありますので、冷風モードで乾かすことが大切です。
温風の方が早く乾いて効率的のように思えますが、洗濯物は温度よりも風量があった方が早く乾きますので、冷風モードでも問題ありません。
■3.エアコンを活用する
部屋干しすると、室内の湿度が上がってしまい、洗濯物が乾きにくくなります。
エアコンがある場合は、除湿(ドライ)モードを使用して室内の湿気を取り除くと、より効率的に洗濯物を乾かせるようになります。
なお、ドライモードには弱冷房除湿と再熱除湿の2タイプがありますが、前者は冷たい空気が、後者は暖かい空気が循環するようになります。
両方のモードが搭載されている場合は、その日の気温に合わせて上手に使い分けましょう。
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