覚醒剤約2キロを国際郵便で米国から密輸したとして、警視庁と東京税関は、不動産会社員の男(47)=東京都目黒区=を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)容疑で逮捕し、23日発表した。男が勤務先の不動産会社の検索サイトを使い、薬物の受取先として使う空き部屋を見つけていたとみている。
警視庁薬物銃器対策課によると、男は密輸グループの一員として、11月18日に米国内から覚醒剤約1984グラム(時価約1億1700万円相当)入りの段ボールを国際郵便で成田空港に発送した密輸に関わった疑いがある。勤務先の物件検索システムを使って空き部屋を見つけ、覚醒剤の一時配送先として空き部屋の住所をグループに伝えたほか、その空き部屋の外に置き配された荷物を回収する役割だったと同課はみている。
11月23日に成田空港に届いた段ボールの品目は「3Dプリンター」で、中には本物のプリンターと、印刷時に必要な「フィラメント」と呼ばれるひも状の樹脂が入っていた。覚醒剤はフィラメントが巻き付けられた芯の中に隠されていたという。男は「中身が不正薬物だとわかっていた」と容疑を認めているという。
SNSで「空き部屋住所教えて」依頼受け…
同課の調べでは、男は知人の…
からの記事と詳細 ( 空き部屋を見つけ覚醒剤の配送先を用意か 不動産会社員を逮捕:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル )
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