１８日朝早く、倉敷市でアパート１棟が全焼する火事があり、火元とみられる部屋から１人が遺体で見つかりました。警察は、火事のあと連絡がとれなくなっている７４歳の男性の可能性が高いとみて身元の確認を進めています。
１８日午前３時半ごろ、倉敷市真備町川辺のアパートに住む、松森隆一郎さん（７４）の部屋から火が出ていると、松森さんの長男から消防に通報がありました。
消防車７台が消火にあたり、火はおよそ２時間後に消し止められましたが、鉄骨２階建てのアパート１棟が全焼し、火元とみられる部屋から１人が遺体で見つかりました。
警察によりますと、この部屋には松森さんのほか、７０歳の妻と４４歳の長男が３人で暮らしていて、火事のあと松森さんと連絡が取れなくなっているということです。
警察は、亡くなったのは松森さんの可能性が高いとみて身元の確認を進めるとともに、火事の原因を調べています。
妻と長男は煙を吸うなどして市内の病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。
また、隣の部屋に住む夫婦は逃げ出て無事だということです。
現場は、井原鉄道の川辺宿駅から北西に約７００メートルの住宅が建ち並ぶ地域です。
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