三段目は同じ玉ノ井部屋の西23枚目の東俊隆(23)と東80枚目の清乃海(26)が7戦全勝で千秋楽に優勝決定戦を行う。

清乃海は「東俊隆とは普段から仲がいいんで、決定戦をやろうと話してきた。お互い楽しもうという気持ち。お客さんもいっぱいの中で初めて相撲がとれるので楽しみしかない」。

両膝に分厚いサポーターをしているようにケガに苦しんできた。「今まで8割痛かったのが今場所は5割とか3割とか。痛みがなくなることはないので、うまく付き合っていくしかない」。5場所連続で負け越していたが、見事に復活してきた。

東俊隆は日体大出身。先場所は途中休場、途中出場で勝ち越した(4勝1敗2休)。千秋楽は兄弟子の胸を借り、初の各段優勝を目指す。