先月、札幌市中央区で、交際中の女性を殴ってけがをさせたとして25歳の男性が傷害の疑いで緊急逮捕された事件で、札幌地裁が逮捕は違法だとして、一度認めた勾留を取り消す決定をしていたことがわかりました。
先月29日、25歳の男性は、交際中の女性に暴行してけがをさせたとして、警察に緊急逮捕され、今月1日には覚醒剤取締法違反の疑いで再逮捕されていました。
弁護人によりますと、警察は先月、男性を傷害の疑いで緊急逮捕する時に女性から「部屋に入らない」よう言われていたにも関わらず、窓ガラスを割って部屋に入り男性を緊急逮捕していました。
女性宅の窓を壊したことについて、捜査記録では同意を得たとしていましたが、実際には同意を得ていなかったことが判明したため、札幌地裁が7日付で勾留を取り消したということです。
弁護人は「なぜこのようなことが起きたのか、再発防止に務めてほしい」と話しています。道警捜査1課は「決定の内容は承知しているが、コメントは差し控えたい」としています。
からの記事と詳細 ( 窓ガラスを割り緊急逮捕 部屋へ進入同意得ず 裁判所が勾留取り消し 北海道警察「コメント差し控える」 - HTB北海道ニュース )
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