長崎マリオットホテル開業 九州初、部屋から絶景一望 - 産経ニュース

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「長崎マリオットホテル」のスイートルームからの眺望（ＪＲ九州提供）

ＪＲ九州は１６日、長崎駅に隣接する新駅ビルに米系高級ホテル「長崎マリオットホテル」を開業した。マリオットブランドは九州初で、客室やレストランからは長崎港や稲佐山を一望できる。令和４年９月に武雄温泉（佐賀）―長崎間で運転を始めた西九州新幹線とともに、誘客や経済活性化への期待が高まっている。

開業式典でＪＲ九州の古宮洋二社長は「館内に長崎の文化、芸能をちりばめた。世界中の人に長崎を知ってもらい、体験してもらいたい」と語った。長崎県の大石賢吾知事は「観光拠点のランドマークとなってほしい」と期待した。

長崎マリオットは「客船」をモチーフにした外観で、新築の駅ビル７～１３階に客室２０７室を用意。スイートルームの一部からは、走行する西九州新幹線「かもめ」を眺めることもできる。

観光庁によると、長崎県の５年１０月の延べ宿泊者は７３万人で、前年同月と比べて１１・９％増加。地元では訪日客回復に加え、西九州新幹線の効果が指摘されている。

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