2019/12/16 05:42 ウェザーニュース
普段は手が回らないところも徹底的にキレイにしたいですね。でも慌しくて時間がない! そこで、お掃除のプロ直伝の時短裏ワザをご紹介します。教えてくれるのは、おそうじ本舗商品・サービス開発責任者の尾崎真さんです。
尾崎さんは「メラミンスポンジの大きさは、握りやすい10cm四方くらいにするとよいでしょう。網戸に付着した排気ガスやホコリなどの汚れを落とすには、強い洗浄剤でなく重曹で十分です」とアドバイスします。
高い場所の掃除にはストッキングを活用。ホウキの柄や棒などの先にストッキングを取り付け、先を少し余らせて即席のはたきをつくります。「手が届かない高いところも、静電気によってホコリを吸い取ることができます。電灯の傘に付いたホコリを落とすのにも便利です」(尾崎さん)
イスや脚立に乗ってのお掃除は不安定で危険です。天井まわりのお掃除は、長いフローリングワイパーを用いて安全に行いましょう。水で濡らして固く絞ったタオルを先端に取り付けて拭き掃除をします。浴室の天井では、お風呂で使うナイロンタオルを使うのも有効です。
換気扇やガスコンロのしつこい油汚れは、取り外した部品を40~50℃のお湯と洗剤が入った袋に入れ、汚れを浮かび上がらせて落とします。お湯を使うのは、温度を上げれば洗剤の効果が高まるため。20~30分浸け置きすると汚れが浮き出すので、あとはスポンジなどで擦り洗いすればOK。
「ラップをかけるのは、洗剤が垂れないようにするのと乾燥を防ぐのが目的。ドライヤーなどで熱を加えればさらに効果的です」(尾崎さん)。しばらく置いたらラップを剥がして、布巾で拭き取りましょう。
また、風呂掃除の強敵・水アカを落とすには、クエン酸小さじ半分~1杯を100mlの水で溶かしたクエン酸水を作り、水アカの付いた部分に塗ります。20~30分置いてから、スポンジなどで擦り洗いします。
尾崎さんは「水アカ汚れはアルカリの固まりなので、逆の特性を持つ酸性のクエン酸を使うと溶かすことができます。裏ワザの4~6は、洗剤や重曹などが反応するのに時間がかかるので、ある程度時間をおいて汚れを浮き出たせることがポイントです」と解説します。
メラミンスポンジや重曹、ストッキング、ラップなどを用いた裏ワザは、お掃除の時短につながります。効率的に大掃除を終わらせ、気持ちよく新年を迎えましょう!
取材協力:おそうじ本舗 技術アドバイザー・尾崎真氏
画像提供:おそうじ本舗
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December 16, 2019 at 03:42AM
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