家から目的地まで全部つながる。
朝起きたら外着に着替えて会社に行って、仕事をして帰宅して、部屋着に着替えてくつろいで、眠くなったら寝巻きに着替えて寝る。それがわりと普通の生活スタイルだと思います。
「しかしよく考えたらこれってめんどくさくないですか?」
ギズモード編集部の西谷は、その着替えの手間に疑問を感じ、家にいるときは寝巻き兼部屋着で過ごし、外出するときもそこにせいぜい上着を羽織るくらいで出かけます。彼はこれを「シームレス(継ぎ目がない)な服装」と呼んで気に入っている様子。
「最近は移動もシームレスにしています。それは日産リーフが実現してくれたんですよ」
日産リーフとは
リーフといえばEV(電気自動車)界の草分け。大容量バッテリーを搭載し、長い距離を快適に走れるだけでなく、災害時の停電など、いざというときには蓄電池として家電を動かすこともできる、心強い車です。難しい縦列駐車をボタン1つでアシストしてくれる「プロパイロットパーキング」など、先進機能も特徴です。
リーフが移動をシームレスにしてくれる? 一体どういうことなのか。西谷によると「家から目的地まで流れるように移動できるし、家でやっていたことを中断せずに済む」とのこと。
百聞は一見にしかず、ということで、彼とリーフの1日を見てみることにしました。
家でスマホを使って目的地を検索・設定すれば準備OK
出社前の西谷は完全にリラックスモード。本日のスケジュールを確認しています。彼はこの後、直行でいくつかの場所を移動する予定。リーフで出かけるようです。
西谷は、リーフと連動するスマホアプリ「NissanConnect EV」(iOS|Android)を開き「ドアtoドアナビEV」機能で本日の目的地を検索、ルートを確認します。この作業がシームレス移動の起点になります。
その間、シームレスな西谷は別仕事のファイルをパソコンでアップロード中。無駄がない。
出かける時間になってしまったので、西谷はファイルのアップロードを中断し、スマホとパソコンを持って部屋を出ます。もちろん洋服は部屋着のままですが、ちょっと寒いのでダウンベストだけは着ていくようです。
目的地情報はスマホから受信。車のナビに目的地を入れ直す必要なし
西谷がリーフに乗り込み電源をオンにすると、車内のディスプレイに「目的地情報を受信しました」の文字が。これは?
「さっき部屋でアプリ機能の『ドアtoドアナビEV』を使って目的地を設定したんですけど、その情報をリーフに送っておいたんです」
なんと、部屋で検索・設定した目的地の情報をリーフのナビが引き継いでくれるのです。車の中で改めて目的地を設定しなくていい! これは賢い。
リーフはWi-Fi完備なので家で中断したアップロードもシームレスに継続
そういえば、まだアップロード途中のファイルがありました。それはどうする?
「『docomo in Car Connect』(※)を使えば大丈夫ですよ」
西谷はそう言うとリーフのディスプレイを操作して、ある画面を表示させました。
※本サービスをご利用いただくには、日産リーフ用NissanConnect サービスにお申し込みのうえ、別途、NTTドコモとの有料契約が必要になります。お申し込みは、NTTドコモの専用サイトから可能です。サービスの詳細とお手続きについては、専用サイトをご覧ください。
<専用サイト>https://docomo-icc.com/nissanconnect/
「docomo in Car ConnectⓇ」および「docomo in Car ConnectⓇ」ロゴは、(株)NTTドコモの登録商標です。
リーフには「docomo in Car Connect」というWi-Fiサービスが搭載されていてリーフがWi-Fiスポットになってくれます。いわば、リーフが巨大なモバイルWi-Fiになったようなもの。
西谷はさっそくノートPCを開き、Wi-Fiに接続。そして先ほど部屋で行なっていたファイルのアップロード作業の続きを始めました。「docomo in Car Connect」が搭載されているリーフなら、仕事もシームレスに行なえます。通信容量に制限はなく使い放題、速度を制限される心配もないので、サブスクの音楽サービスもギガを気にせず聴きまくれます。お子さんがいる家庭なら、移動中にお子さんが楽しむ動画も見放題ですよ。
リーフを降りたら徒歩経路をスマホに自動転送。改めて検索する必要なし
では移動開始。カーナビに従って目的地までリーフで向かいます。リーフはエンジンではなくモーター駆動のEV。そのため、アクセルを踏んだ分だけモーターの回転数が上がって、リニアな加速が楽しめます。この加速、慣れるとクセになります。
また、リーフのe-Pedalを使えば、アクセルを踏むと加速、離すとブレーキとワンペダルで操作が可能に。最初は戸惑ってしまうかもしれませんが、慣れてしまうととっても快適です。ピンとこない方、ぜひ試乗して体験してみてください。
なるべく自動車の運転を楽にしたいという人にとっては、このワンペダル運転はいいですね。ペダルの踏み分けをしなくていいというのも、シームレススタイルじゃないですか。
もちろん、一般的なオートマチック車のようにアクセルとブレーキの2ペダルでの運転もできますよ。
リーフのシームレス体験は車を降りてからも続きます。目的地近くに車を停めて徒歩移動するとき、リーフの電源をオフにすると車のナビからスマホの「ドアtoドアナビEV」にルートを引き継いでくれるのです。降りてから改めて目的地を検索するのってめんどくさいですよね。これなら家で設定した目的地がずっと生きてるのでめちゃ楽です。
ドアをロックし忘れた? 停めた場所が分からなくなった? 大丈夫です
「あれ? ドアロックしたっけ?」
だいぶ歩いたところで西谷はドアをロックし忘れたのではないかと心配になりました。でも大丈夫。「NissanConnect EV」アプリからドアの開閉が可能です。確認するためにわざわざリーフまで戻る必要がないのはありがたい。
取材を終えてクルマに戻ろうとした西谷。ですが、何やらキョロキョロしています。どうやら、どこにリーフを停めたか分からなくなってしまった様子。
普通なら、おぼろげな記憶を頼りに地道に探すわけですが、リーフは違いますよ。「NissanConnect EV」アプリの「マイカーファインダー」を使えば、リーフの位置を表示させることができるんです。パーキングエリアやイベント会場の巨大な駐車場で迷子になったときもこれなら安心。 現在地からリーフまでの経路も表示してくれるので、迷わずたどり着けます。
※「マイカーファインダー」では地下駐車場や立体駐車場の階数などの空間情報は分かりません。
「今日はちょっと寒いから先に車内をあっためとくか」
「NissanConnect EV」はエアコンのリモート操作も可能。車に戻る前にリーフ内を快適な温度にしておける、こんなところもシームレス。
移動までもシームレスにしてくれる究極のツール。それがリーフ
最近は働き方改革などもあり、オフィスだけでなく自宅やカフェなどで仕事をすることも増えてきました。そのため、どこでもオフィスと同じように、継ぎ目なく仕事ができるようシームレスな環境を整えているという人も多いと思います。さらにリーフは、「移動」すらも継ぎ目なく行なえる環境を整えてしまいました。
西谷はリーフを愛おしそうに見つめながらこうつぶやきました。
「リーフのシームレス体験、クセになりますよ」
Source: 日産リーフ
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March 24, 2020 at 03:00PM
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