ルーミーは「おうち時間」を快適に過ごす
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部屋づくりで、無印良品をはじめとするベーシックなアイテムを活用することは少なくありませんが、今回お伺いした山谷さんのお部屋は、部屋自体を無印良品が手がけている物件。
山谷さん曰く、内見の際「白と明るいトーンの木目に溢れた、まさに無印良品のイメージそのものの空間が広がっていた」のが印象的だったのだとか。
しかし今回、この部屋を訪れて最初に思ったのは「良い意味で、無印良品のリノベーションルームらしくない」ということでした。
白を基調とするスッキリとした印象の空間であるにもかかわらず、山谷さんの独特な感性や強いこだわりを端々に感じたからです。
今回の取材では、べーシックなアイテムを活かしつつ、部屋を自分らしくカスタマイズするコツを探っていきたいと思います。
お気に入りの場所
オープン収納で時短料理を叶える「理想のキッチン」
料理好きの山谷さんが理想的だと語るのが、このキッチンスペース。
作業スペースの広さと、収納のオープンスペースが気に入っているそうです。
「どこに何があるか一目で分かるので、探す手間が省けて効率的なんですよ。
料理の時短にもつながっていますね」
キッチンをキレイに保つコツは、こまめに掃除をすること。
だけど山谷さん、意外にもしっかりと掃除をするのは月に一度程度なんだそうです。
「使った食器をすぐに洗うのはもちろんですが、排水溝もネットは張らずに、使った日に必ず洗うようにしています。
極力、日常的にキレイな空間が保てるように心掛けているんです」
ディスプレイ使いできるクローゼット
「もともと、何もない押入れ空間だったんですが、つっぱり棒を縦のラインにもつけてカスタマイズしました」
つっぱり棒を縦のラインにも付けることで、アパレルショップのように服の正面が部屋に向くようにしたそうです。
向きを変えるだけで、クローゼットがすっきり整った印象に。
手前にかける服を変えるだけで、手軽に部屋の雰囲気を変えられるのも魅力です。
「下段は、無印良品のポリプロピレンケースを使って整頓しています」
「上に無垢材の天板を置くだけで、全く違う印象になるのでおすすめです。
棚感覚で使えるようにもなるので、物も乗せられて一石二鳥ですよ」
ポリプロピレンケースを愛用している人ならすぐに真似できるアイデア、お部屋の雰囲気を変えたいときに、試してみてはいかがでしょうか。
家キャン気分を味わえる読書スペース
アウトドアが趣味だという山谷さん。機能的なアウトドア用品は、暮らしも快適に彩ってくれるのだとか。
「Helinoxのチェアはアウトドアシーンだけでなく、室内でも使っています。
ストーブの前で、チェアに揺られながら本を読む時間がとても好きですね」
この部屋に決めた理由
大胆な間取りと内装に一目惚れ
「広い部屋に住みたいと思い、ちょうど引っ越しを検討していたタイミングだったんです。
その時に目に留まったのが、この物件で。
内覧時に大胆な間取りと、真っ白な内装に一目惚れして即決しました」
普段は慎重に物事を決めるタイプだという山谷さんですが、この部屋ばかりは即決。
縁があったようです。
残念なところ
汚れが目立つ白壁
「この部屋に住む決め手にもなった白い壁ですが、汚れが目立ちやすそうなのは難点です。
まだ気になって落としたことはないのですが、ものが当たって汚れがついたりする可能性もあるので」
公団住宅だからこそ必要となる配慮
「公団住宅ならではのメリットもあればデメリットもありますね。
メリットは家賃の安さ。
デメリットは騒音を出さないように、室内で使える工具が限られる点です。
周囲に気兼ねなく何でも使えたらいいのになと思うことはあります。
その点では、住み心地は分かりませんが、草原にポツンと建つガレージ付きのコンテナハウスでの暮らしなどに憧れたりはしますね」
お気に入りのアイテム
スマートホーム化を叶えたライティングレールとソケットライト
ライティングレールとリモコン操作できるソケットライトを導入し、スマートホーム化を叶えた山谷さん。
「住み始めたころは、建物が古く壁にスイッチもなかったので、一括で電源のオンオフが出来るようにスマートホーム化させました。
住まいの照明は明るすぎても居心地がよくないかなと思い、作業や生活に合わせて明るさを変えられるようにしています」
ストレスフリーな作業環境を叶えるDIYデスク
DIYした作業用デスクもお気に入りのアイテム。
古道具のような落ち着いた色合いが空間によく馴染んでいました。
iMacを置いても十分に作業スペースを確保できるデスクを探してみたものの、既製品だと十分な奥行きがあるものが見つからなかったことから、自作することにしたのだそうです。
「1日の中でも長い時間を過ごす場所なので、ここは妥協せず、使い勝手のいいものを置きたいなと。
家具をDIYする一番の魅力は、空間にしっくり馴染む理想通りのインテリアを用意できる点ですね」
「収納スペースは、急な来客時に大活躍するんです。
人に見られたくない大事な書類などもサッとしまうことができるので」
使って良さを実感したトースター
愛用し始めてから数年経つというBALMUDA The Toaster。
クロワッサンや好物のチーズトーストが、以前に使っていたどのトースターと比べても段違いにおいしく焼けるのだとか。
暮らしのアイデア
デッドスペースは作らない
「狭くて埃が溜まりやすいようなスペースや、デッドスペースは作らないようにしています。
掃除の際にどこでも手が届くようにしているんです」
作った家具は蜜蝋ワックスで仕上げる
「DIYで作成した家具は、蜜蝋ワックスで仕上げています。
塗ったニスの種類によっては、木材の表面がテカテカになり木目が消えてしまうことがありますが、蜜蝋ワックスならその心配がありません。
色味が落ち着くだけでなく、木目が塗る前よりもハッキリとするんです」
余白は余白のまま生かす
「部屋づくりを進める上で一番意識しているのは、余白は余白のまま生かすことです。
ついつい余白があると埋めてしまいたくなりますが、その気持ちを抑えて余白をいかにキープし続けられるかが、シンプルな居住空間と暮らしを保つコツなのかなと思います」
モノを購入する前に、部屋の余白がなくなるものはやめるという判断基準を持っておけば、不要なものが増えてしまうことも防げそうです。
これからの暮らし
新たな世界観の部屋づくりを楽しむ
デスク横に飾られた「スズの一輪刺し」は、栃木に店を構えるscales aprtmentで一目惚れしたアンティーク花器。
「最近、一輪挿しや新しく購入した椅子をきっかけにアンティークや古道具が好きになりまして。
白で統一された空間を理想としてきたのですが、新しいインテリアとの出会いをきっかけに、部屋づくりの方向性や雰囲気の好みが少しずつ変わってきたみたいなんです。
これからも新たな魅力を教えてくれるアンティーク小物や古道具に出会うことで、部屋づくりを試行錯誤していきながら、その過程を楽しみたいと思っています」
真っ白なキャンパスのような無印良品のリノベーションハウスを、木目調のDIY家具や同じものがふたつとないアンティーク小物などで、独自の個性的な空間へと昇華させた山谷さんのお部屋づくり。
べーシックなアイテムを活用しながらも、自分らしい部屋づくりを行いたい人は参考にしてみてはいかがでしょうか。
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