山口市の国家公務員住宅に住む２０歳代女性の部屋に侵入し、カメラを設置して撮影したなどとして、山口県迷惑行為防止条例違反などに問われた県警地域運用課の元巡査長、松本航太被告（３３）（懲戒免職）の初公判が９日、山口地裁（小松本卓裁判官）であり、松本被告は起訴事実を認めた。検察側は懲役２年６月を求刑し、即日結審した。判決は２３日。
起訴状では、松本被告は２月１４日、女性の部屋にある無施錠の浴室窓から侵入し、部屋の鍵を盗んだ。同１７日、この鍵で部屋に入り、脱衣場前に小型カメラを設置して女性を撮影したなどとしている。
検察側は論告で、松本被告が女性の予定帳を撮影し、盗んだ鍵で合鍵を作って部屋への侵入を繰り返したなどとし、「犯行は計画的で巧妙。極めて悪質」と主張した。弁護側は「深く反省し、更生を誓っている」などとして、執行猶予付きの判決を求めた。
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June 10, 2020 at 09:59AM
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カギ盗んで女性の部屋侵入、脱衣場前にカメラ設置…元警官が起訴事実認める - 読売新聞
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