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Thursday, June 11, 2020

どのタイミングで与える?子どもの将来を左右するひとり部屋(ベネッセ 教育情報サイト) - Yahoo!ニュース

外国の映画を見ていて、赤ちゃんにも部屋が与えられ、ひとりで寝起きをしていることに驚いた人も多いのではないでしょうか。日本ではそうした習慣はほとんどなく、小学校入学前に自分の部屋が与えられるのはほんのひと握り。部屋をもっている小学生でも寝起きは保護者と一緒という家庭が多いようです。 最近ではリビングで勉強する方が、能率が上がるといった報告もあり、ひとりの子ども部屋をどのタイミングで与えるのがいいのか、悩んでいる保護者も少なくないでしょう。 そこで今回は、ひとり部屋について考えてみましょう。

子ども部屋を与えることは責任を与えること

欧米などでは生まれてくる前から子ども部屋が用意されることがほとんどですが、これは子どもの自立を早く促すという意味があるようです。個人主義の風潮が強い欧米では当たり前のようですが、日本では欧米ほどそうしたスタイルは浸透していません。 しかし、実際に子ども部屋は単純に勉強するため、あるいは寝るためだけの部屋ではありません。子どもは幼稚園や保育園に入った頃から、ひとりの個人として社会の中で自分の居場所を見つけていきます。親の保護の元にずっといるのではなく、ひとりで他人と関わっていかなくてはならないのです。 子ども部屋はその基礎を養っていく場所でもあります。部屋を与えられ、その管理を任されることで自立心や自覚を育んでいくという側面もあるのです。

自分の大切なものに気づくと他人も大切にできる

また、自分の部屋は他人を大切にすることに気づく場所でもあります。 子どもがおもちゃの取り合いをするのはよく見ることですが、これは「自分のもの」という意識が強くなったときに多く現れるものです。両方が、もしくは片方が「自分のおもちゃ」という意識が強い場合にこうしたケンカが見られるのです。 これは子どもに「自分のもの」と「他人のもの」というような区別がつきだしたあかしです。通常は1~2歳前後になるとこの“所有意識”が芽生えてくるとされています。 ひとり部屋を与えられた子どもはそこを「自分の部屋」と認識します。大切な自分の居場所であり、自分の大切なものを置いていいスペースとなるのです。 こうして「自分のもの」への意識が強くなるのと同時に、「他人のもの」への意識も生まれてきます。他人にも「大切な自分のもの」があるのだという意識です。 自分のものを大切にすることによって、他人にも大切なものがあることに気づいていきます。自分の部屋を与えられるということは、そんなきっかけにもなってくれるのです。

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