「徹子の部屋」に計7回出演した渡哲也さん（左）と黒柳徹子
テレビ朝日は15日、10日に肺炎のため亡くなった俳優渡哲也さんを追悼し、「徹子の部屋特別編 渡哲也さん緊急追悼」（16日午後1時55分）を放送すると発表した。
渡さんは同番組に計7回出演。初登場は主演ドラマ「西部警察」放送開始直前の1979年10月で、当時37歳の渡さんは憧れの石原裕次郎さんに初めて会った日の忘れられない出来事を司会の黒柳徹子に語っている。
2度目は裕次郎さんが亡くなって4年後の91年。裕次郎さんの後を継ぎ石原プロモーションの社長となった渡さんは、なぜか「ひとりじゃ怖い」と言い、自らを“親方”と慕う後輩の俳優舘ひろしを伴って出演した。この出演直後に直腸がんであることを公表し、95年の出演時には実父と同じ直腸がんになったときの思いや、人工肛門をつけると知らされたときの心境などを打ち明けている。
黒柳が最も印象に残っているのは最後となった2008年の出演。当時66歳の渡さんは、裕次郎さんの最期について語った。裕次郎さんへのがん告知について苦悩したことを振り返り、“告知しなかったこと”が正しかったかどうか分からないと話した。自らもがんと闘病する中で、声を詰まらせながら思いを打ち明けた。
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August 15, 2020 at 05:50PM
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渡哲也さんは計7回出演「徹子の部屋」で追悼番組 裕次郎さんの最期について語る姿も - 中日スポーツ・東京中日スポーツ
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