
駿河湾で見つかった新種の深海魚に興味津々の筆者がお届けする「インディーズゲームの小部屋」の第668回は,Out of the Blueが開発した「Call Of The Sea」を紹介する。本作は,緑が生い茂る南太平洋の島で,行方不明になった夫とその調査隊を探すというパズルアドベンチャーだ。イワシの仲間(?)なのに体長1.4メートルにもなるとは,さすがはヨコヅナだ……。
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本作の主人公は,家系に由来する原因不明の病を患うノラという女性。夫のハリーは,その病気を治す手がかりがタヒチ島の東に浮かぶ小さな島にあると考え,調査隊を率いて島に渡ったものの,そのまま消息が途絶えてしまった。そしてノラは,夫とその調査隊を探すため,彼らのあとを追って島にやって来たのだが……。
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ということで,プレイヤーはノラとなって,たった一人で誰もいない島を探索することに。陽光に照らされたマングローブの林と,色とりどりの植物に囲まれた景観は,いかにも南国の楽園を思わせるが,現地の人のあいだではここは呪われた島だとされており,名前を口にするのも恐れられるなど,見た目どおりの平和な場所ではないようだ。
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島には調査隊のキャンプや道具,謎めいた古代文明の遺跡などが残されており,これらを調べることで得られた手がかりを元に,島に隠された秘密を解き明かしていく。パズルはきっちりとヒントを集めれば解けるものがほとんどなので,まずは行ける場所を隅々まで調べていこう。見つけたヒントは自動的にメモに記録され,いつでも参照できるのがありがたい。
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ゲームはプロローグを含む全7章で構成されており,調査隊に起こった悲劇やノラの病気の謎などが少しずつ明かされていくストーリーは必見。徐々に不穏さを増していく展開から,目が離せない。美しい自然の中に点在する奇妙な石像や,思わず息を呑むような,人知を超える構造の古代遺跡など,雰囲気抜群のグラフィックスも見どころで,ぐいぐい引き込まれてしまう。
たまに男言葉と女言葉がごっちゃになっており,つい吹き出してしまうこともあるが,丁寧な日本語ローカライズのおかげで遊びやすく,「Myst」などのパズルアドベンチャーが好きな人にオススメしたい本作。クリアまでは大体6〜7時間のボリュームで,ちょっとした休日にプレイするのにぴったりだ。そんな本作のPC版はSteamにて2050円で発売中なので,興味を持った人はぜひどうぞ。
■「Call Of The Sea」公式サイト
https://www.calloftheseagame.com/(C)Copyright 2020 Out of the Blue Games S.L. Developed by Out of the Blue Games S.L. Published by Raw Fury AB. All Rights Reserved.
からの記事と詳細 ( インディーズゲームの小部屋:Room#668「Call Of The Sea」 - 4Gamer.net )
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