3か月の苦闘の末，ついに話題の新世代ゲーム機を手に入れた筆者がお届けする「インディーズゲームの小部屋」の第670回は，Mecha Wekaの「Battlecruisers」を紹介する。本作は自分の戦艦をカスタマイズし，敵の戦艦と1対1で戦うリアルタイムストラテジーだ。今の悩みは，大きすぎて縦にしても横にしても置き場所に困ること……。
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本作の舞台は，海面の上昇によって人類が滅びたのち，わずかに残された陸地をめぐってロボット同士が争っている22世紀の地球。プレイヤーは日和見主義のユーティリティロボット，チャーリーとなり，自分の戦艦を強化しながら，次々と現れる敵勢力の戦艦と対決していく。
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戦闘は敵と1対1で行い，リアルタイムで進行する。戦艦にはさまざまな兵器やユニットを建造するためのスロットがあり，スロットごとに作れるものが決まっている。お互い，開戦直後は一切武装されていないので，相手の出方を見ながら，どのスロットに何を建造していくかが勝負の分かれ目だ。
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戦いが始まったら真っ先に着手したいのが，建築用ドローンを作るために必要なビルダー・ベイというユニットを設置すること。ドローンの数が増えるほど，ほかの兵器などの建造スピードが上がるのだが，それだけでなく，より強力な兵器を作るために一定数のドローンが要求されるので，最重要ユニットと言ってもいいだろう。
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ほかにも，攻撃用の主砲やレーザー砲，防御用の対空砲や対艦砲，特殊な戦術兵装のバリア，そして爆撃機や小型の攻撃艇を作るための各種ファクトリーなど，戦艦には多彩な兵器やユニットを建造可能。これらは戦闘に勝利することで新しいものが入手でき，さらに新型の戦艦もアンロックされていく仕組みだ。
もちろん，戦艦ごとにスロットの数や配置が異なり，特定の兵器の建造や攻撃スピードが上昇するなど，それぞれに特徴がある。RTSとタワーディフェンスをミックスさせたようなゲームシステムが楽しく，影絵のようなシルエットのみで描かれた独特のグラフィックスも魅力的なゲームに仕上がっている。
そんな本作のPC版は，Steamにて620円で発売中。また，iOSとAndroid版も各ストアで配信されている。残念ながら日本語ローカライズはされていないが，英語がそれほど得意でなくてもプレイできるので，興味を持った人はぜひどうぞ。
■「Battlecruisers」公式サイト
https://battlecruisersgame.com/からの記事と詳細 ( インディーズゲームの小部屋：Room＃670「Battlecruisers」 4gamer.net - 4Gamer.net )
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