◆脂とタレが食欲を刺激
カーキ色の車体背面で、ニヤリと笑うブルドッグ。「戦う犬です。挑んでいく気持ちを込めました」。ブルドッグカフェは「十勝豚丼」(並700円)が看板メニューのキッチンカー。写真(上)は人気の「温玉のせ」(プラス100円)。朝イチで信頼する精肉店に厳選してもらった豚肩ロースの生肉を、車内の鉄板で焼き上げ、甘辛醤油(しょうゆ)のオリジナルタレにサッとくぐらせて提供する。脂がジュワーッとはじける音と香ばしいタレの香りが食欲を刺激する。
熊谷洋平さんと友貴さん=同(下)=の夫婦で経営する。食品販売会社のトップ営業マンだった洋平さんが24歳で独立し、イベントで見かけて触発され、26歳からキッチンカーを始めた。前職で培ったマーケティング力を生かしてメニューを選定。客を待たせないよう素早く調理できる豚丼に決めたとか。独立から10年たった今ではスタッフ8人、キッチンカー3台に増やし、都内を中心に駆け巡る。
メニューは豚丼のアレンジが豊富。男性人気が高いのは「黒豚丼」(並800円)。胡椒(こしょう)を利かしピリッとさわやかな味わいに仕立てた。女性人気1位は「白豚丼」(同)。濃厚なフォンデュチーズソースたっぷりのチーズ好きにはたまらない一品。多彩な豚丼で挑み続ける。 (さりあ)
◆出没先
半蔵門、大崎、赤坂、お台場、白金、豊洲、大手町など。横浜市戸塚区にカフェもあり、8日から再開予定。(電)045・410・7661
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からの記事と詳細 ( キッチンカーのランチ ブルドッグカフェ(十勝豚丼):東京新聞 TOKYO Web - 東京新聞 )
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