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Tuesday, June 29, 2021

部屋干しでも、洗濯物を早く乾かす裏ワザ5選 - ウェザーニュース

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2021/06/30 06:28 ウェザーニュース

梅雨の季節は部屋干しが多くなり、どうしても洗濯物が乾くのに時間がかかります。また、生乾きのイヤな臭いが部屋にこもって、ストレスを感じることも多いものです。

そこで、しっかり乾かすポイントや早く乾かす裏ワザなどを、NPO法人クリーニング・カスタマーズサポート(福島県須賀川市)の鈴木和幸代表に伺いました。

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「外干しでも部屋干しでも同じですが、出来上がった洗濯物はすぐに干さなければなりません。湿った状態で放置しておくと、カビが生えることもあります。その大前提を踏まえたうえで、乾かすためのポイントと干し方の基本は次のようになります。

乾かすためには、
 ▼できるだけ水分を減らす
 ▼風通しを良くする
 ▼湿度を下げる
の3つを心がけるようにしましょう。

干し方の基本は、
 ▼シワを伸ばして干す
 ▼ハンガーと服の肩口を合わせる
 ▼なるべく間隔を開ける
ことになります」(鈴木代表)

では、早く乾かすにはどうしたらいいのでしょうか。世の中でいろいろ工夫されている方法の中から「裏ワザ」と呼べそうなものを5つ、鈴木代表に教えてもらいました。

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(1)脱水のときに乾いたタオルを入れる


脱水が始まる前に洗濯機を止め、乾いたタオルを入れてください。それから脱水すると乾いたタオルが水分を吸った分、ほかの洗濯物の水分が少なくなって乾きやすくなるのです。

ただし黒いズボンなどホコリが目立ちやすい服は注意が必要です。そうした場合は、洗濯ネットに入れて洗いましょう。

(2)干す位置を工夫する


部屋の湿度は、低いところに集まる性質があります。そのため洗濯物を部屋干しするときは、天井近くの高いところに干したほうが早く乾きます。壁際に干すと空気の流れが起こりにくいので、部屋の真ん中に干すことも大切です。

(3)洗濯物の上下に新聞紙を置く


洗濯物の上下に新聞紙を置くと、除湿器の役割を果たしてくれます。洗濯物を干した部屋の床には、古新聞を敷き詰めましょう。湿度が溜まりやすい下だけでもいいのですが、ピンチハンガーで吊るすときは上にも新聞紙を挟み込むと除湿効果が増します。

新聞紙の除湿効果は大きいので、ぜひ試してみてください。

(4)洗濯物を裏返して干す


布の厚い服などは、裏返して干しましょう。縫い目やポケットなどに風が当たり、早く乾かすことができます。裏返しておくと洗うときは表面の生地が擦れないので傷みにくく、外に干すときも日に当たるのが裏側なので色あせ防止になります。

洗濯前に一つひとつ裏返すのは手間なので、脱いだときに裏返したまま洗濯機に入れておくといいでしょう。

(5)アーチ干しが理想的


アーチ干しというのは長いものを両端に、短いものを真ん中に吊るす干し方です。こうすると洗濯物を横から見たとき、アーチのように真ん中がくぼんで見えます。アーチ干しにすると洗濯物の中で上昇気流が発生し、空気が動いて洗濯物が早く乾くのです。
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「家電の力を借りると、部屋干しの洗濯物をもっと早く乾かすこともできます」と鈴木代表は語ります。

「いちばん簡単なのは、風を当てることです。吊るした洗濯物は下部が乾きにくいので、下半分に向けて扇風機やサーキュレーターの風を当てましょう。首振り機能を使うと、さらに効果的です。

また、空気中の水分をとってくれる除湿機を使えば、洗濯物の乾きが格段に早くなります。エアコンがある部屋に干すなら、除湿機能を使うと良いでしょう。

その他には、最近増えているコインランドリーを使用する手もあります。洗濯物を家で洗い、コインランドリーの乾燥機だけを使用する方はたくさんいます。洗ってすぐに利用すると30~40分程度かかりますが、家である程度乾かしてから使用すれば7〜8分くらい、100円で済みます。仕上がりもふんわり、しわも伸びるので便利です」(鈴木代表)

うっとうしい梅雨の期間の部屋干しは、こうした方法でストレスを減らしたいですね。

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