北海道・新千歳空港に現れた大きな獣人のアート作品が「かっこいい」「イケモフがいる」と注目を集めています。お土産コーナーに展示されているとは思えないほどの迫力……!
この立体造形は、札幌のデザイナー/造形作家・吉住ヒロユキさんによる作品で、タイトルは「時の巡礼」。人間の悲しき業を背負って贖罪の旅を続ける巡礼者を、梟(ふくろう)と白頭鷲の姿を借りて体現しています。
展示場所は、洋菓子スイーツ店の「きのとや」(新千歳空港ターミナルビル2階)。その意外なところでの出会いだけに驚く声が上がっており、「すごいな」「見に行くだけでも価値ありそう」との声も寄せられています。
同店に「時の巡礼」展示の経緯について伺うと、2021年6月の店舗改装の際に「改装を手掛けたデザイナーさんが、吉住ヒロユキ様とお知り合いで、そのご縁で展示されることとなりました」とのこと。展示後は、携帯電話で写真を撮るお客さんが多くみられ、さらに空港の従業員の中でも話題になっていたそうです。
今回あらためてSNSで反響を呼んだことで実際に作品を見に訪れる人も現れているといい、きのとや公式Twitter(@kinotoya)のツイートにもたくさんのいいねやリツイートが寄せられており、同社は「多くの方にみて頂ける機会をいただけて嬉しく思います」とコメントしています。
「時の巡礼」はもともと、2017年11月の展示会にて披露された作品で、展示時の写真では上記の大きいサイズ以外の“獣人”たちの姿も見ることができます。同作品をはじめ、吉住ヒロユキさんの作品の一部は現代アートの通販・販売サイト「thisisgallery」にて購入できるので、世界観に心惹かれた方はのぞいてみるといいでしょう。
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