一宮市浅井町内で毎週水曜、キッチンカーが並ぶ「桜木マルシェ」が開かれている。コロナ禍で打撃を受けた出店者を支援しようと九月からスタート。地域で同様のイベントは少なく、住民からも好評だ。
桜木マルシェは、町内で音楽教室を開く小柴いつ香さん(35)が主催。妹がキッチンカーを運営しており、コロナ禍でイベントが中止や縮小され、出店機会が減っていることを受け、地元で新たに企画した。知り合いの同町東浅井の中華料理店「福沢」と、同町河端の「加藤接骨院」の駐車場を借り、九月から毎週開催している。
二十四日には人気の抹茶スイーツや唐揚げ、メキシコ料理のブリトーなど過去最多の九台が並んだ。訪れた地域住民や常連客が味わい、出店者と会話を楽しんでいた。
初めて訪れたという近くに住む自営業男性(44)は「マルシェのようなイベントはこのあたりではなく、面白い取り組みだと思う」と期待。小柴さんは「細くても長く続けて、地域に愛されるマルシェを目指したい」と意気込んだ。
次回は十二月八日。午前十時半〜午後四時。一日は休み。出店情報などをマルシェのインスタグラム(@sakuragi_marche)で発信している。 (下條大樹)
関連キーワード
おすすめ情報
からの記事と詳細 ( キッチンカーずらり、駐車場マルシェ絶賛開催中 一宮、毎週水曜 - 中日新聞 )
https://ift.tt/3p26osg
No comments:
Post a Comment