ソフトバンク子会社の日本コンピュータビジョンと大手ファストフードのファーストキッチン(東京都新宿区)などは1日、顔認証によるキャッシュレス決済システムをお披露目した。顔認証による決済をファストフードチェーンが導入するのは国内初。利便性の向上や効率化、注文での接触機会減による感染症対策が狙い。15日から一般客向けの実証実験を行う。
客は事前にウェブで自らの顔やクレジットカード番号などを登録。店頭のセルフレジの上に備え付けられた端末が人工知能(AI)で顔を自動で認証し、レジで注文すると手ぶらで決済が可能だ。人により異なる眼や鼻の位置などをAIが分析し、取り違えや他人によるなりすましを防ぐ。
将来的には顔から個人を認識し好みのメニューや「ピクルス抜き」の提案など個人に向けたサービスも実現できる可能性がある。ファーストキッチンの紫関(しせき)修社長は1日、「顔認証の導入でファストフードでは難しかった顧客への一対一の対応ができる」と語った。
一般客向け実証実験は「ウェンディーズ・ファーストキッチン赤坂見附店」(港区)など都内3店で15日から来年2月末まで実施。顔などを登録するサイトは今月15日から公開する。登録者限定のクーポン配布も予定している。
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