身長169センチ、体重150キロのどっしりとした体格を生かした押し相撲が持ち味だ。在学中に磨いた柔軟性も武器。毎日ストレッチを続けたことで「初めは座った状態で足が90度も開かなかったのに、今では180度開いて体も地面に付くようになった」。土俵際で踏ん張りがきくようになった。
昨年の県中学総体は3位に入り、全国大会に出場。全国では結果を残せなかったが、大会を視察した二子山親方は「現役時代の自分と同じような押し相撲に魅力を感じた」と評価した。
各界入りは相撲を始めた頃からの目標。小学4年の時、「体験のつもり」で出場したわんぱく相撲の地区大会に出場し、土浦相撲倶楽部の関係者から声を掛けられた。同倶楽部で地道に稽古を続けていくと、小学6年の時には大会で上位に入れるようになった。自信を身に付け、「この体を生かさないともったいない」と努力を重ねてきた。
水戸市出身の二子山親方だが、部屋所属力士で茨城県出身者は野口が初めてになるという。師匠は「彼のいいところを伸ばしていきたい。活躍できる力士になってほしい」と期待を込める。
今後は2月に新弟子検査を受け、3月場所で初土俵を踏む予定。野口は「目標とする力士は(横綱)照ノ富士関。相手を逃さないような力強い相撲を目指していきたい」と大きな目標を掲げた。
■のぐち・ゆうすけ
2006年8月9日生まれ。土浦市出身。21年の県中学選手権は準優勝。得意技は突き押し。
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