毎日のようにジメジメして、雨の日が多い梅雨の季節、この時期に悩みが多いのは洗濯物だろう。外干しが出来ない日が続くと、やむを得ず部屋干しをすることになるが、なかなか乾かないうちに、次の洗濯物が──はよくある話だ。このたびアンビシャス(大阪市)が、トランクルームのユーザー400人を対象に実施した調査によると、梅雨時期の洗濯物干しに悩んでいると答えた人は70.0%に上った。
この時期の洗濯物の悩みについて、具体的に聞いてみると、最も多かったのは「洗濯物がなかなか乾かない」で62.1%。さらに、洗濯物がなかなか乾かないことで、生乾きとなってしまい、34.6%の人が「部屋干しのにおいが気になる」と回答している。そして、部屋干しのスペースが狭い(18.6%)が続いている。
一方、少しでも早く乾燥させるために工夫していることはあるか聞いてみると、扇風機が26.4%でトップ。2位は除湿機(18.9%)だった。風を洗濯物に当てることで水分を飛ばして乾燥させる人が多い様子。また、乾燥機(11.4%)、サーキュレーター(10.4%)、エアコン(10.0%)など、機材を使用して乾燥させるのがポピュラーな部屋干しにおける乾かし方のようだ。
ちなみに、部屋干しの際にどこに干すか聞くと、生活のメインではない洋室に干す人が55.1%と多い。浴室(24.6%)も人気だが、リビング(24.6%)の回答も多いほか、室内の竿・レール(15.7%)で部屋干ししている人も目立つ。カーテンレールに、ずらり洗濯物が並ぶのはいかにもありがちだ。
どこに干すにせよ、部屋干しはスペースが必要だ。部屋干しで自宅スペースが狭くなると感じるかどうか聞くと、58.0%が「はい」と回答。では、自宅が片づいたら部屋干しスペースを確保できそうかという質問には、19.8%が「はい」と答えている。自宅で片づけたいものを具体的に聞くと、家具・家電(47.8%)がダントツで1位。以下、おもちゃ(19.6%)、衣類(17.4%)という結果に。部屋干しスペースを確保するために、使っていない家具・家電や、使わなくなったおもちゃ・衣類をトランクルームに預けることについては、「良いアイデアと思う」(45.5%)と答えた人が最も多く、「お金がかかる」(16.8%)、「家のスペースがスッキリする」(13.5%)と続いた。
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