ダイハツは新型「ムーヴキャンバス」を2022年7月5日に発表し、13日に発売開始しました。初代モデルと比べてどのように違いがあるのでしょうか?
時代に合った仕様に? 新型「ムーヴキャンバス」の特徴とは
ダイハツは、軽乗用車の新型「ムーヴキャンバス」を2022年7月5日に発表し、13日より発売を開始しました。
約6年ぶりのフルモデルチェンジとなりますが、初代と比べてどのような変化があるのでしょうか。
ムーヴキャンバスは、初代モデルが2016年9月に登場。
当時の企画・開発では「自身のライフスタイルを楽しむ女性」をターゲットに、デザイン性と機能性を両立した新感覚のスタイルワゴンが誕生しました。
シンプルで丸みのあるシルエットや可愛らしいデザインで、当時はクラス初となる両側スライドドアの採用や、高さのある荷物を横に倒さずに置ける「置きらくボックス」など、使いやすさも考えられた仕様に。
そんな初代モデルは女性を中心に支持を集め、2022年7月時点で累計販売台数38万台を超えました。
そんななか、約6年ぶりに登場した新型「ムーヴキャンバス」は、「ストライプス」と「セオリー」の2タイプが新設定。
ストライプスは、飾らない等身大志向の強い現在の価値観に合わせ、シンプルでありつつも可愛らしさも残したデザインに。丸みを強調させ、艶やかさを表現したボディラインとなっています。
一方でセオリーは、ストライプスの可愛らしさとは異なり、シックで落ち着いた雰囲気に。シックな色合いで展開されているカラーにメッキ加飾がアクセントとなり上質さを表現されています。
新モデルでは従来のスマイルフェイスはストライプスに受け継がれているものの、時代にあったデザインと進化。
初代モデルでは「母×娘」と女性を意識して開発されましたが、今回の2タイプ設定されたことで、男性ユーザーも含めた幅広い世代に対応したモデルとなりました。
インテリアは、ストライプスはホワイトを基調にし、セオリーはブラウンとネイビーが組み合わされた落ち着いた空間に。
2タイプともフルファブリックシートが採用されており、ソファのような座り心地を実現し、自分の部屋のようにくつろげることが可能となっています。
このほか、従来から採用されていた置きラクボックスや、ダイハツ初の10インチナビの新設定、スライドドアには新たに「タッチ&ゴーロック機能」が追加。
これによりドアを閉まりきる前にドアがしまった後の自動ロックを予約することが可能に。
さらに、保温機能付きの「ホッとカップホルダー」や簡単な食事も可能な広々としたインパネスペースも新設計されました。
ほかにも機能面では、DNGA展開により基本性能の大幅な向上や、エンジンとD-CVTを組み合わせたターボの新設定など、ユーザーからの要望にも応えたモデルに進化しています。
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かつて「女性」をターゲットに展開されてきたムーヴキャンバス。
時代の変化とともに性のあり方などの考え方も変化しつつあることで、性別も世代も問わない「ジェンダーレス」なクルマとして進化したといえます。
からの記事と詳細 ( ダイハツ新型「ムーヴキャンバス」ほぼソファ搭載で「自分だけの部屋」爆誕!? 初代とどう変わった? - くるまのニュース )
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