ニューバランスの履き心地を、ウェアの着心地にインストール。
ニューバランスといえば「履き心地の良さ」でシューズが人気ですよね。あのApple 元CEOの故スティーブ・ジョブズが、ニューバランスの900番台と呼ばれるシリーズのスニーカーを愛用していたことも広く知られています。
そんなニューバランスが、都市生活者の24時間を快適にするウェアシリーズ「MET24(メット24)」を展開していることをご存知でしょうか。
この「MET24」シリーズに、快適な着心地とビジネスシーンでも通用するフォーマル感を両立した「Tailored Line」の新作が登場したとのことで、実際に着用して過ごしてみました。
文句なしの着心地。服って素材でこんなに変わるんだ
「都会のフィールドを、24時間サバイブする」と銘打ったニューバランスの「MET24」シリーズ。その「Tailored Line」は、まさしく「テーラード=仕立て」が施されたジャケットやスラックスを中心にラインナップしたコレクションとなっています。
「これって、今もっとも求められているラインなんじゃない?」というのが第一印象でしたが、その直感に間違いはありませんでした。
リモートワークが広まってリラックスウェアの需要が急拡大したこの2〜3年ですが、部屋着で仕事をしていると気分がダラけてしまうと感じたことはないでしょうか。
その一方、以前のように対面でのビジネスも増えてきた中、従来のビジネスウェアが堅苦しく感じてしまうのもまた事実。
そこに「MET24」シリーズの「Tailored Line」はジャストフィットするわけですよ。リラックスしつつも、ほど良いカッチリ感。実際に着用して過ごしてみると、部屋着のようにリラックスできるのに、鏡やビデオ会議に映る姿はしっかりビジネスという「これでいいじゃん」というバランスです。
そして、そんな快適さとカッチリ感の両立を支えているのが、ニューバランスのオリジナル素材なんです。
ニューバランスのオリジナル素材は、なにが特別なのか?
「MET24」シリーズの「Tailored Line」で使用されているのは、バネ状の分子構造によって着る人の体の動きに合わせて伸縮するTEXBRID® の糸で高密度で編みこまれた、ニューバランスオリジナルの高機能素材です。
その特徴は、しっかりとしたハリと光沢があるのに、やわらかい着心地と高い撥水性。「ちゃんとした服」に見えるのに、着てる本人はリラックスできるんです。
デスクワークで座っていても、最寄り駅やコンビニに歩いても、名刺交換の際に腕を伸ばしても、しっかり体に合わせて生地が伸縮。それでいて生地が伸びたままになることなく、すぐに元通りになります。
また、耐摩耗性にも優れているのですぐに肘周りがテカテカになることもありません。そして個人的に気に入ったのが撥水性です。
正直な話、リモートワーク中って、そのまんまの服装でランチを済ませることもあるじゃないですか。そんなときにちょっと水をこぼしてもサッと拭き取れちゃうんですよ。また外出時に雨が降ってきた場合も、小雨であれば弾いてくれるので、ベタつかず快適に過ごせます。
し、か、も、ウォッシャブル。洗濯ネットに入れれば、自宅の洗濯機で水洗いできちゃうんです。
どんなに気に入ったとしても、着てることに気を遣ったり、クリーニングに出さないといけない服って着用頻度下がっちゃうじゃないですか。この「MET24」シリーズの「Tailored Line」はそれがないんですよ。
デザインは生活を豊かにしてくれる。それはこのウェアも同じ
着やすくて高級感もあって、メンテナンスもイージーなオリジナル素材。これってもはや無敵では?
でも、洋服は洋服ですから。やっぱり肝心なのはデザインなんです。
「MET24」シリーズの「Tailored Line」はそこも抜かりありません。家でも外でも気軽に着れるジャケット、よりリラックス感があるのに“よそ行き感”もキープしたカーディガン、スウェットのように履けるスラックス。どれも装飾性を排除したミニマルデザインですが、シルエットはファッショナブルなんです。
近年のファッショントレンドはオーバーサイズですが、やはりビジネスを意識していることもあり「Tailored Line」はちょっとゆったり目くらいのシルエット。さらに先述の通り、生地にハリがあるのでストンとした落ち感があって、ほどよい光沢と合わせて「良い服着てるな」と思わせてくれますよ。
個人的に一番気に入ったのはパンツ。ニューバランスのシューズとのバランスを考えて「シュータン1インチ上」のスッキリめの丈感が採用されていて、カッチリ感とスポーティーさのバランスが絶妙なんです。
シルエットも太い順にワイド、ワイドテーパード、スリムテーパード、スキニー、ストレートと5種類が用意されており、好みや体型に合わせてセレクトできるようになっています。
そして、トップスもパンツもそれぞれ2カラー展開。軽やかさとシックさを同居させたチタニウム、そして定番のブラックから、好みで選ぶことが可能です。
セットアップはもちろんですが、ジャケットだけ、パンツだけから始めてみるのもいいかもしれませんよ。
部屋着の感覚でよそ行き。これは「現代のユニフォーム」では?
極端な話「MET24」シリーズの「Tailored Line」を1ペア揃えておけば、インナーやアウターは別としても、もう洋服は十分かもしれません。
先述のスティーブ・ジョブズはニューバランスのスニーカーをベースに、いつも同じ洋服をユニフォームのように着ていたわけですが、部屋着とビジネスウェアの中間でありどっちでもある「Tailored Line」ほど現代のユニフォームに相応しい服はないのかも。
もちろん、いろんな洋服を着て自己表現をするファッションの楽しみもあります。
でも、その上でこれを自分のベーシックウェアとして一着持っておくという選択は、現代のライフスタイルにマッチした非常にスマートな回答ではないかと思います。
Photo: 照沼健太
Source: New Balance
からの記事と詳細 ( すごいぞニューバランス。部屋でも着られるビジネスウェアがついに実現しちゃいました - GIZMODO JAPAN )
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