石巻市出身の双子の高校生が、大相撲の伊勢ノ海部屋に入門することになり、１日、親方が双子のもとを訪れ、激励しました。
伊勢ノ海部屋への入門が決まったのは、石巻市渡波地区に住む、宮城県水産高校３年生の飯野錬さんと禅さんの双子のきょうだいです。
２人は小学生のころから相撲教室に通い、地元の相撲大会で２人で優勝を争うなど、才能を発揮してきました。
中学と高校は柔道部に所属していましたが、兄の錬さんは身長１メートル９２センチ、体重１８０キロ、弟の禅さんは身長１メートル９０センチ、体重１８４キロと恵まれた体格が評価され、大相撲の世界へ飛び込むことになったということです。
１日は、２人が通う宮城県水産高校に伊勢ノ海親方が弟子入り前のあいさつに訪れ、瀧田雅樹校長を交えて、錬さんと禅さんの学校生活の様子などについて会話しました。
兄の錬さんは「貴景勝のような押しの強い力士になりたい」と話し、弟の禅さんは「家族や近所の人にたくましい姿をみせたい」と意気込みを述べました。
２人は、来月下旬から、伊勢ノ海部屋で生活するということです。
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