人気シリーズから、ワイヤレスでサラウンド環境を構築できるパッケージが登場
2023年03月31日 11時00分更新
後回しにしていた、自室の「音」
テレワーク、リモートワークという働き方が珍しくなくなって、早3年が経とうとしている。
それにともなって、自宅で映画鑑賞や音楽鑑賞をする機会は増えているが、音響面には、あまりこだわれていない。テレビやディスプレーにビルトインされているスピーカーか、夜はヘッドフォンを使うなどして、エンターテインメントを楽しんできた。そのままでも事足りるといえば事足りるから、なんとなくそのままにしておいたといってもいい。
ただ、テレワークが始まってしばらく経ったいま、今後も、この働き方が定着する可能性が高いと感じている。それなら、より快適な音響設備を導入してもいいのではないか?と考えた。
いま敢えて選びたい、Denon Home Sound Bar 550
じゃあ、筆者のような環境にはどんな製品が向いているだろうか? 世帯向け物件で、リビングルームは20畳程度と広さがある。仕事部屋兼自室は8畳程度で、それほど広くはない。どちらかというと、リビングルームの音響をアップグレードさせたく、ついでに自室もアップグレードできると、うれしい。
またオーディオ機器として優れた品質は持っていてほしいが、導入が簡単で、手軽な製品であってほしい。また、最近増えてきた、マルチチャンネルに対応していると、もっとうれしい。そして、製品としては落ち着いていて、主張が強すぎないものがいい。
そうなると、「ワイヤレス接続で」「それほど大きくなく」「外観もシンプルなもの」が条件として見えてくる。
注目したのは、デノンの「Denon Home Sound Bar 550」だ。多くのサウンドバーが、「TVの音をアップグレードさせる」というコンセプトを持っているのに対して、Denon Home Sound Bar 550は、TVと組み合わせて映画を観るだけでなく、オーディオ機器としての品質を追求している面が強い。
ネットワーク再生機能やピュアモードなど、音楽を高音質に楽しむための機能が充実しており、サウンドバーというワードから連想される、ごく一般的な仕様のサウンドバーを超えた機能を持っている。「サウンドバーの形をした、オーディオグレードのBluetoothスピーカー」と考えた方がその性質をよく捉えているかもしれない。
ちなみに、デノンはDenon Home Sound Bar 550の後に「DHT-S517」という製品を発売している。DHT-S517は後発で上向きスピーカーも備えているが、敢えて2021年発売のDenon Home Sound Bar 550を選ぶ意味はある。以下に整理してみよう。
・Denon Home Sound Bar 550は、アプリ「HEOS」に対応するが、DHT-S517は対応しない。
・Denon Home Sound Bar 550は幅650mmとコンパクトで、TVボードに設置しても違和感がない。
・6つのスピーカーにそれぞれ独立したパワーアンプを搭載しているなど、Denon Home Sound Bar 550はオーディオ機器として優れた仕様を持っている。
そして、最大の特徴と言っていいのが、ワイヤレススピーカーやサブウーファーをリアに追加して4.1chのリアルサラウンドが楽しめる点だ。サウンドバーはフロントだけで音を鳴らすのが普通だが、リアスピーカーを追加する効果は抜群だ。
からの記事と詳細 ( あらゆる部屋をシアタールームに変える「Denon Home ワイヤレスサラウンド・スタートセット」で遊ぶ! (1/3) - ASCII.jp )
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