大相撲の時津風部屋に３日、豪華な顔ぶれが集結した。東京・墨田区の同部屋に横綱・照ノ富士（伊勢ケ浜）をはじめ、夏場所（５月１４日初日、東京・両国国技館）で大関取りに挑む関脇・霧馬山（陸奥）、関脇・豊昇龍（立浪）、新関脇・若元春（荒汐）、小結・正代（時津風）の三役陣も多く集まった。加えて幕内・阿炎（錣山）、高安（田子ノ浦）、錦木（伊勢ノ海）、明生（立浪）、北勝富士（八角）、朝乃山（高砂）。さらには十両からも狼雅（二子山）、北の若（八角）、時疾風（時津風）と関取衆は実に１４人を数えた。
新型コロナウイルスの感染対策のため、本場所約２週間前の番付発表後は認められていなかった出稽古が、今場所前から“解禁”に。早速、稽古相手を求めて多くの関取が集結する形となった。１８番取った高安は「やっと元に戻って良かった。いい調整ができる」と歓迎。「いろんな相撲に対応できるように、前向きに稽古できました」と汗を拭った。
大関取りの霧馬山は１７番。「いい稽古ができた。このメンバーだったら最高じゃないですか。強い人ばかりなので」と充実の表情を見せていた。
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