自宅マンションの別の部屋に侵入して現金を盗んだうえ、住人に催涙スプレーをかけた罪に問われた元警察官の男に対し、札幌地裁は執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、元札幌東署の巡査部長・西尾将希被告(41)は2023年3月、北海道江別市の自宅マンションの別の部屋に不正に作った合鍵で侵入。
住人の男性に追いかけられた際に催涙スプレーをかけて軽傷を負わせた、住居侵入と傷害などの罪に問われています。
判決で札幌地裁の新宅孝昭裁判官は「常習性があるうえ、恐怖感から引っ越した人もいて結果は重い」とした一方、「一部の被害者に示談金を支払い、許しを得ている」として、懲役2年6か月執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
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