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Wednesday, November 1, 2023

センスの良い部屋の作り方とは?インテリアショップ店員の部屋から紐解く、心地よい暮らしのヒント - FASHIONSNAP.COM

berseterulah.blogspot.com

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間取り図

1988年、福岡生まれ。都内インテリアショップを経て、2013年からメトロポリタンギャラリー入社。直営店のショップマネージャーとして店舗でのイベントの企画や店舗の運営に携わり、2018年からは同社ホールセール事業部マネージャーとして国内インテリアショップへの商品、企画等、メトロクスブランドの普及に活動中。

理想を追求したリノベーション空間

 都内から電車で40分ほど、見晴らしの良い高台に位置する閑静な住宅街に高橋さんの自宅はある。目の前を遮るものはなく、暖かい日差しが差し込み、四方から気持ちのよい風が吹き抜ける心地よい場所。築23年とは思えないほど綺麗な部屋は、リノベーションを施し、理想の空間に仕上げたというこだわりようだ。

 間取りは、広い1LDK。元々3LDKだったものを改装し、この形にした。大きな窓に囲まれた2面彩光で、照明をつけなくても十分に明るく、温かい印象。部屋の中には、高橋さんの趣味や好みが反映されたインテリアが所狭しと並ぶ。「特にテーマは設けていませんが、強いて言えばミニマルなスタイルを目指している」と高橋さんは語る。確かに整頓された部屋は、凛とした清潔感のある空間に仕上がっているが、緊張感はなく、安心感とくつろぎが感じられる空間だった。

部屋の棚

 ヴィンテージと新品の家具をミックスさせながらインテリアを構成する。金属やガラスだけではなく、チークやラタンなどの天然素材の家具を取り入れ、温かみがある落ち着いた空間を演出。モノクロで構成された部屋や極端に物が少ない部屋と同じようにミニマルをコンセプトに掲げた部屋ではあるが、ベクトルの異なる独自のスタイルが印象的だ。

リビングの一部

 家具の選び方について「時間が経つごとに味わいが増していくプロダクトに惹かれます。時間と共に変化しながら、自分のものになっていくような感覚を味わえるものを買うようにしています」と高橋さんは話す。確かに年季の入ったものが並べられているが、どれも丁寧に、そしてきちんとケアが施されていることが分かるような表情をしているのが印象的だ。

語る男性モデル

お気に入りのアイテム7選

家に入ると出迎えてくれるボビーワゴン

 部屋に入るとすぐに目に付くイエローのボビーワゴン。ヘルメットや鍵、グローブなど、出かける時に使うものを置いて使っているそう。細かに分類できる仕切りや十分な収納力を備えた高い機能性が特徴のアイテムで、7色から選べる豊富なカラーバリエーションも魅力の一つ。

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メトロポリタンギャラリー 高橋さん

サッと手に取り、サッと収納できる、直感的な動きで収納が完結するのが魅力です。キャスターが付いているので移動も楽で、掃除する時も邪魔にならないのも地味に嬉しいポイントです。自分の中で定位置を決めて収納できるので、ボビーワゴンを買ってから、鍵をどこに置いたか分からなくなることが無くなりました。

ボビーワゴン

>>この他のカラーもチェック

部屋の中央に鎮座する、存在感のあるシェルフ

 部屋の中央に設置された存在感のある棚は、20世紀を代表するプロダクトデザイナーとして知られるディーター・ラムスによりデザインされた「ヴィツゥ」のユニバーサル・シェルビング・システム。ダイニングとの仕切りとしても機能するシェルフは、壁のように圧迫感がなく空間を広く見せてくれる。

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メトロポリタンギャラリー 高橋さん

機能主義を体現したようなシェルフは、究極にシンプルな形と利便性に富んだデザインでとても気に入っています。無国籍的に多様なものを選べても、上手く空間に馴染ませてくれるアイテムです。

ソファに腰掛ける男性モデル

テーブルとして、踏み台として、椅子として、マルチに活躍するウルムスツール

 リビングに2脚置かれたウルムスツールも高橋さんのお気に入りのアイテム。コの字で形成されたシンプルなデザインで、自由自在な使い方を楽しめる一脚だ。

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メトロポリタンギャラリー 高橋さん

無塗装なので使っていくうちに年季が入っていき、自分だけのものに育てる感覚が味わえます。ソファに座る時にはテーブルとして、戸棚を開ける時には踏み台として、多様な用途で使えるのがこのスツールの最大の魅力だと思います。いい意味で簡素なデザインを採用しているので、どんなスタイルの部屋にも馴染んでくれる、万人におすすめしたいスツールです。

ソファで作業する男性モデル

手元を照らしてくれる、ユニークなデザインのウォールランプ

 有機的な曲線が印象的なヴィンテージのスパイダーウォールランプ。ボビーワゴンをデザインしたジョエ・コロンボが手がけた名作家具で、壁付けタイプのものは球数が少ないレアアイテムとのこと。

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メトロポリタンギャラリー 高橋さん

立体的な曲線が入ることで、部屋が少し賑やかな印象になり、気に入っています。ずっと好きなプロダクトの一つだったので、見つけた時に即決で購入しました。読書灯として、デスクランプとして、使わない日はないくらい毎日活躍してくれています。

フロアランプ

機能性とデザイン性を両立させた、渡辺力の壁掛け時計

 フロアランプと並べられているのは、重厚感のある鋼の素材感が魅力の壁掛け時計。シンプルかつオーソドックスなデザインで人気を博すリキクロックを鋼のフレームに変更した特別なアイテム。

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メトロポリタンギャラリー 高橋さん

数多くの名作家具を誕生させたプロダクトデザイナーである渡辺力の100歳の記念を祝して販売したスペシャルなアイテムです。繊細な文字盤は、ノイズを生み出すことなく部屋に馴染んでくれる優れもの。国内の老舗時計メーカーである「レムノス(Lemnos)」によって作られたという安心感もあり、長く愛用しているアイテムの一つです。

壁掛け時計

ホワイトのアカプルコチェアとアクセントのリキスツール

 白を基調にした寝室は、お気に入りのアイテムを揃えたくつろぎの空間。シーツと色味をあわせてホワイトのアカプルコチェアを配置。アクセントとして取り入れたリキスツールは、ベッドサイドに。

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メトロポリタンギャラリー 高橋さん

寝る前にゆっくり過ごすために、アカプルコチェアを寝室に置きました。深く腰掛けられるゆったりした座り心地が魅力です。清潔感のあるホワイトの色味も気に入り、リビングには同色のロッキングチェアも。ベッドサイドに置いたリキスツールは、寝室のアクセントとして並べています。あまり目立ちませんが小さいフォルムが愛らしく、ふとした時に目に入ると癒されるアイテムです。

アカプルコチェア

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