大相撲の大関霧島(27=陸奥)が、兄弟子の門出を祝福した。
28日、東京・時津風部屋へ出稽古に訪れ、大栄翔、阿炎、錦木と相撲を取り16勝2敗だった。稽古後には元横綱鶴竜の鶴竜親方が年寄の「音羽山」を襲名し、東京・墨田区に音羽山部屋を新設したことについて言及。所属していた陸奥部屋から独立して新たなスタートを切った兄弟子への惜しみない感謝を述べ、初の綱とりに挑む初場所(来年1月14日初日、東京。両国国技館)でその恩に報いる決意をのぞかせた。
前日27日に日本相撲協会は鶴竜親方が年寄・音羽山を襲名し、独立して音羽山部屋を新設することを承認したと発表した。一夜明けて報道陣から問われた際に、霧島は「部屋が一緒になってからかわいがってもらえて、稽古の相手をしてもらうようになった。体重が増えないときがあったけど、自分のためにいろいろと考えてもらった」と回想。地力をつけていく上で、その存在は大きかった。
惜しみないサポートの数々を挙げるとキリがない。今年1年にわたり、初優勝、大関昇進、そして2度目の優勝という常勝街道をたどる上で、いつも近くで支えてくれた1人が同じモンゴル出身の鶴竜改め音羽山親方だった。「親方の引退相撲の時には新大関になると言って(約束を)守れた。今回もそうやって頑張りたい」。
3週間を切った初場所で綱とりに成功する。それが一番の恩返しになると信じて稽古に励む。【平山連】
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