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Thursday, April 9, 2020

部屋の中でもグループライドを! ズイフトのミートアップ活用術 | Cyclist - Cyclist(サイクリスト)

 新型コロナウイルスの蔓延防止を鑑みて、極力外出しない生活をしているサイクリストも多いのではないでしょうか。「外で思い切り走りたい!」と思うのもやまやまですが、お家時間を有効に使ったトレーニングも楽しいものです。今回は編集部の松尾が家で実践しているズイフトの活用術を少しご紹介します。

ズイフト×ビデオ通話はおススメです。この日は男女7人でグループライド! Photo: Matsuo
「コンパニオン」のイベント作成画面。サクサクとイベントを作成できます Photo: Matsuo

 僕は仲間内で開催している週1回のグループライドを楽しみに生きているのですが、汗をかきながらゼーハー息を乱し、近い距離を走る集団走行はウイルスの感染リスクを考えると、極力避けるべきと考え自粛していました。残念ですが仕方ないですね。

 「あれ、まてよ。ズイフトでバーチャルグループライドできるじゃん!」と気が付いた松尾含む仲間たちは、『ミートアップ』という機能を試してみることにしました。ミートアップは、オーガナイザー1人がイベントを作成。開始時刻や距離、時間、コースを設定し、招待されたサイクリストが参加できる仕組みです。イベントの作成はズイフトとは別の公式アプリ「Companion」(コンパニオン)で行います。招待するにはオーガナイザーのアカウントを予めフォローする必要があるので、イベントを主催する際にはアカウント情報を友達に伝えておきましょう。

 あとはイベント開始前にズイフトへログインし、適当なコースを走っていると、スタートが迫ったころに「JOIN MEETUP」の文字が画面に表れます。ボタンを押すとイベントの待機状態となり、時間になるとグループライドの開始です。

“まとめる”機能で脚力差を解消

 STAY HOMEが推奨され、外に走りに行けず脚を持て余した世界中のサイクリストがどっとズイフトにも押し寄せています。数千人が同じコースを走っていて、はぐれないかと不安でしたが心配ありませんでした。

右側のリストがグリーンになっているのがミートアップの参加者。イエローの目印がオーガナイザー Photo: Matsuo

 オーガナイザーは頭上にイエローの目印があるうえ、ミートアップの参加者は画面右側のリストがグリーンに色分けされるので区別がつき安心です。イベント作成時に「まとめる」機能を選択しておくと、脚力差があっても、近くを走っていれば同じ集団で走れます。レベルや性別が違っても一緒に練習できる便利な機能です。

松尾家ではスマートフォンで通話を、タブレットでズイフトを動かしています Photo: Matsuo
ミートアップの待機画面。スタート時間まで固定ローラーでウォーミングアップ Photo: Matsuo
顔を見ながらのズイフトはモチベーションもアップ! Photo: Matsuo

 ミートアップするだけでも楽しいのですが、最近はビデオ通話を組み合わせてグループライドを行っていました。流行りの“ZOOM飲み”からヒントを得たのですが、皆の表情が見えるのが新鮮だし、ぐっとインドアトレーニングの面白さが増しました。以前は固定ローラーが嫌いで、あんなに長く感じていたのに1時間の練習があっという間に感じます。

 ただし、通信環境は整えておく必要があります。ビデオ通話とズイフトを同時に稼働させるので、Wi-Fiが遅いと切断、もしくは繋がらなくなく恐れも。その場合、ビデオを切ってグループボイスチャットにしても良いでしょう。臨場感はあるのでおすすめです。「そんなに踏まないでー!」など必死な声が飛んできて楽しいです。

 少人数であればLINEでもビデオ通話やボイスチャットができるのですが、おすすめはDiscordです。元々ゲーマー用のコミュニケーションソフトウェアで、無料でダウンロードできます。スレッドやチャンネルを細かく分けて会話できるうえ、ビデオ通話もボイスチャットともに最大10人まで可能です。ミートアップのイベントごとにチャンネルを設ければ、始める前のコミュニケーションも取りやすく、非常に便利です。松尾の家ではビデオ通話をスマートフォンで、ズイフトはタブレットで行っていました。

僕はBluetoothの無線イヤホンを使っています。汗をかくので、防水機能を備えたスポーツタイプがおススメです Photo: Matsuo
仲間とのライドなら通常より追い込める!苦しく楽しいミートアップ! Photo: Matsuo

 今回ご紹介したのはあくまで一例で、SNSを覗くとinstagramでズイフト中のライブ動画を配信したり、プロチームがオンライン上でイベントを開催したりと、インドアライフを充実させるためにそれぞれが工夫を凝らしている様子がうかがえます。ズイフトではオンラインイベントがいくつも開催されており、コンパニオンのアプリから参加が可能です。レースにも毎日出場できます。ぜひチェックしてみてください。

 早くウイルスの問題が収束することが一番ではありますが、この機会にインドアトレーニングをとことん楽しんでみてはいかがでしょうか。ズイフトで僕を見つけた方はぜひ一緒に走りましょう。RIDE ON!

松尾修作

サイクリスト編集部員。10代からスイスのUCIコンチネンタルチームに所属し、アジアや欧州のレースを転戦。帰国後はJプロツアーにも参戦し、現在は社会人チーム「Roppongi Express」で趣味のレースを楽しむ。JBCFのカテゴリーはE1。数多くのバイクやパーツを試してきた経験を生かし、インプレッション記事を主に担当している。

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