日本相撲協会は、新型コロナウイルスに感染した幕内の若隆景が所属する荒汐部屋で師匠の荒汐親方や十両の若元春など、11人が新たに感染したと発表しました。
荒汐部屋では31日、前頭2枚目の若隆景が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、同じ部屋の親方や力士など24人がPCR検査を受けました。
日本相撲協会によりますと、検査の結果、荒汐親方や所属する十両の若元春など新たに11人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
若隆景を含めた12人のうち、3人が発熱などの症状があるということですがいずれも症状は軽いということです。
また、相撲協会が感染した12人に確認したところ、ほかの部屋の力士との接触はなかったということです。
日本相撲協会の芝田山広報部長は「今月10日の初場所まで日にちも近いので荒汐部屋の力士の出場は厳しい状況だ。初場所自体はなんとか開催したい」と話しています。
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