大阪ニュース
2020年12月13日
空堀周辺のまちづくりに取り組む「からほり倶楽部」の活動の事業部門を担う「長屋すとっくばんねっとーわく企業組合」(松富謙一代表理事)は12日、ニュースタンダードを取り入れた施設「からほり悠」(大阪市中央区)の見学会を行った。食品製造許可を持つレンタルキッチンやオフィスを設けており、新たなクリエーティブの場を求める人が詰めかけた。
食品製造許可を持つレンタルキッチン=12日、大阪市中央区の「からほり悠」 |
木造2階建てで、1階にあるキッチンはコンロやオーブン、フードプロセッサーなど一通り機材がそろっており、食器や調理器具も使用可。お店を持たずに料理作りに特化したビジネスが可能で、副業としてパンなどの製造販売や食事会などのイベント利用もできる。曜日と時間を固定した会員制。レンタルオフィスは2階で、個人ブースと共用テーブルの2種ある。
見学会では理事の山根秀宣さんらが利用法や設備などを説明し、参加者は盛んに質問しながら熱心にレンタルを検討していた。山根さんは「木を中心としたほっとできるデザインの空間で、新たなコミュニケーションが生まれれば」と話した。開業は来年2月の予定。
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