新型コロナウイルスの感染拡大で野外イベントなどが減り、出店の機会が少なくなったキッチンカー営業の飲食業者が二十五日、名古屋市中区の県庁正面駐車場で期間限定の昼食販売を始めた。三月二十四日まで平日の正午〜午後一時に、県内をはじめ各地の業者が入れ替わりで出店する。
企画した日本イベント協会中部本部(同市東区)によると、仮に野外イベントが開かれても、感染防止策でキッチンカーは出店できないことがある。また通常は昼間の営業のため夜間の営業時間短縮の対象ではなく、協力金が支給されず収入減に苦しむ業者が多い。
初日は三店が営業し、大阪の堂島カレー、B級グルメを代表する富士宮焼きそば、米ニューヨークで人気というチキンオーバーライスを販売。県職員や通りがかった人たちが列をつくった。今後はステーキ丼やハンバーガー、海鮮ちらしなども販売予定。
協会中部本部の織田敏之事務局長(44)は「イベントに関わるさまざまな業者もコロナ禍に苦しみ、支援を必要としている」と訴えている。
(伊藤隆平)
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