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Friday, February 18, 2022

精神科病院 入院中感染で提訴 “劣悪環境の部屋で外から鍵”|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB

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東京・日野市の精神科病院に入院していた女性が、院内で新型コロナウイルスに感染した際外から鍵がかけられた劣悪な環境の部屋に10日間にわたって閉じ込められたなどとして、この病院の院長などに対しあわせて550万円の賠償を求める訴えを東京地方裁判所立川支部に起こしました。

訴えを起こしたのは、うつ病を患い東京・日野市の精神科病院「七生病院」に平成29年2月から去年7月まで入院していた53歳の女性です。
訴えによりますと、女性は去年3月、院内で新型コロナウイルスに感染した際6畳の和室に移されて外から鍵をかけられ、治療を受けられないまま10日間にわたって閉じ込められたとしています。
部屋には陽性患者ばかり6人がいて、排せつは部屋の中央に置かれた簡易トイレで行うなど、劣悪な環境で精神的損害を受けたと主張しています。
また、病状が安定したにもかかわらず適切な退院支援を受けられずに4年以上の入院生活を強いられたとして、病院の院長や運営する医療法人の理事長などに対しあわせて550万円の賠償を求めています。
訴えを起こした女性は取材に対し「熱があって、のどが渇いてもナースコールもないためドアをたたいて看護師を呼ぶしかありませんでした。なかなか来てもらえず水を飲むこともままならない状態でした。このまま外に出られずに死んでしまうのではないかと怖くて震えがとまらなかったです」と話していました。
七生病院は「訴状が届いていないのでコメントできないが、届きしだい真摯に対応します」としています。

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