Pages

Friday, March 18, 2022

部屋を林床にするラフレシアクッション 特別展の愛が詰まったグッズ - 朝日新聞デジタル

berseterulah.blogspot.com

 博物館や科学館の楽しみのひとつは、展示を見た後、売店で科学にまつわるアイデアを取り込んだオリジナルグッズを眺めることだと思う。元素周期表手ぬぐいなどは各地で売っているから、お持ちの方も多いかもしれない。学んだコトを、モノとして持ち帰るのはもちろん、見ているだけでも楽しい。

 大阪市立自然史博物館で開かれている特別展「植物」のオリジナルグッズはもちろん、植物愛にあふれている。公式ガイドブックは写真も文も盛りだくさんで、教科書としても使えるのではという熱量を感じる。

 企画のメインビジュアルにも使われているラフレシアとショクダイオオコンニャクは、クッションになっている。立体的で、花の構造が生かされたつくりだ。

 ラフレシアは寄生植物で、茎や葉がなく、光合成をしない。担当の横川昌史学芸員は「本物も、地面からぼこっと花が出てくるのでビジュアルに無理がないですよね。まるで林床かのように部屋の床に生やせます」と話す。

 人気作家が、普段のデザインに植物の意匠を取り入れてつくった文具や服なども人気だという。作家のファンだという人が植物展を見に来るなど、普段は博物館と接点の少ない人にも植物そのものについて知ってもらうきっかけにもなっているらしい。

 元々、大阪市立自然史博物館…

この記事は有料会員記事です。残り517文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 部屋を林床にするラフレシアクッション 特別展の愛が詰まったグッズ - 朝日新聞デジタル )
https://ift.tt/VhwZbe2

No comments:

Post a Comment