宮城県内で、親やきょうだいら同居していた親族の遺体を自宅に放置する死体遺棄事件が後を絶たない。周囲から孤立して支援を求めず、発覚が遅れたケースが多く、自治体や支援団体の模索が続く。(林航平)
「母は元気です」。1月、多賀城市のマンション自宅に母親(92)の遺体を放置したとして逮捕された無職の息子(61)は、母親が病死して2か月、介護ヘルパーが訪れてもそう言って家に入れなかったという。
3月24日に仙台地裁で開かれた初公判で生活の実態が明かされた。検察側の冒頭陳述によると、母親は心臓病や背骨骨折などで数年前から車いす生活になり、息子が1人で面倒を見ていた。ほとんど外出せず、食事は宅配が多く、息子は母親の死後、ゴミだらけの荒れた部屋を他人に見られたくないと思っていた。
からの記事と詳細 ( 「ゴミだらけの部屋見られたくない」…息子はヘルパーの訪問拒み、母親の遺体放置した - 読売新聞オンライン )
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