29日、横浜市内の団地で3階のベランダから火の付いた物体を投げ落として1階の部屋を全焼させたとして、3階の部屋に住む54歳の住人が放火の疑いで逮捕されました。
住人は「何を投げたか覚えていない」と容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、横浜市旭区左近山の無職、福沢道子容疑者(54)で、警察によりますと、29日の夕方、住んでいる3階の部屋のベランダから、火の付いた何らかの物体を下に向かって投げ落とし、1階の部屋を全焼させたとして放火の疑いが持たれています。
全焼した1階の部屋には家族3人が暮らしていますが、当時、全員外出していて無事でした。
これまでの調べによりますと火が出る直前に容疑者とみられる人物がベランダで何かを叫びながら火の付いた紙のような物を何度も投げ落とすようすを、近所の住民などが目撃していたということです。
調べに対し容疑者は、「何を投げたか覚えていない」と供述し、容疑を否認しているということです。
警察は当時の詳しい状況などを調べています。
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