熊本刑務所(熊本市)で8月、収容中の受刑者計159人が新型コロナウイルスに感染したことがわかった。全収容者331人の約半数にあたるという。閉鎖的な空間での共同生活のため、感染力の高い変異株「オミクロン株」が広がったとみられる。
刑務所によると、ピーク時には1日あたり十数人の新規感染者が確認された。死者や重症者はいなかった。感染者と濃厚接触者は、感染していない受刑者とは別の部屋に隔離する対応を取ったという。
受刑者にはマスクを配布し、希望者にはワクチンも接種していた。しかし、受刑者は一つの部屋に最大6人が収容されるため、感染リスクは高くなる。8月には職員も199人中62人が感染した。
同刑務所の竹内公成・総務部長は、「ずっと部屋の中にいるため、感染を防ぐことが難しい」としている。熊本市の担当者は「無症状の人もいるはずで、検査すれば感染者はもっと多いだろう」と話した。
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