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Wednesday, August 23, 2023

麻布台に「1部屋100億円超?」のマンション…海外富裕層なしでは「国際競争力落ちる」 - 読売新聞オンライン

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 東京タワーの北西に11月下旬、新たなランドマークが誕生する。

 森ビルが手がける複合施設「麻布台ヒルズ」は、中核に東京タワーとほぼ同じ高さの森JPタワーがある。最上部の54~64階に入る91戸の高級住宅は金額が明らかになっていない。不動産関係者は「最も高い部屋で100億円を超える」と口をそろえる。

 この住宅は、世界20か国で高級ホテルを展開するアマングループが手がける。ベッドルームが六つある部屋を用意し、専属シェフが料理を出し、パーティーに使えるような居住者専用の施設や、都心が見渡せるスパも併設した。売れ行きは好調で、3分の2が成約済みとなった。

 なぜ極めるのか。森ビルの辻慎吾社長は「本当にハイクラスのマンションを求める人がいる。なければ、国際競争力が落ちる」と言い切る。赤坂、六本木、虎ノ門。ヒルズを手がける都心の港区は、東京の顔になる。世界の大都市と見劣りしないために、海外の超富裕層を引きつけねばならない。

 麻布台ヒルズには、オフィスや住居のほか、4000平方メートルに及ぶ食品専門店や慶大の予防医療センター、都心最大規模となるインターナショナルスクールが入る。人気のデジタルアートの常設展示場もあり、外国人が喜ぶ環境を整えた。

 森ビルは「東京をさらに魅力的な都市にしていく挑戦」(辻氏)だと位置づける。

 外国人富裕層を意識した高価格帯はホテル業界にも広がっている。

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