福島市内で行われている大相撲荒汐部屋の夏合宿に２１日から関脇 若元春が参加し、朝稽古に臨みました。
大相撲の大波３兄弟と丹治兄弟の福島県出身の力士５人が所属する荒汐部屋は、今月１８日から１０年ぶりに市内の仁井田にある相撲場で夏合宿を行っています。
一般公開されている朝稽古には２１日から関脇 若元春が参加し、８００人を超える多くの相撲ファンが訪れ、若元春がしこを踏んだりぶつかり稽古でほかの力士に胸を貸したりする様子に見入っていました。
また、長男の若隆元も土俵に上がり２人の兄弟の気迫あふれる稽古に盛んな拍手が送られていました。
稽古の後には力士たちが来場者との写真撮影やサインに応じ、ファンを喜ばせていました。
訪れた２０代の男性は「なかなか聞くことができない体がぶつかり合う音やかけ声を生で聞けて元気をもらいました」と話していました。
関脇 若元春は「自分が育った場所で兄弟で稽古ができて特別感がありました」と話し、荒汐親方は、「連日多くの人が来てくれてうれしいです。地元の応援が力になります」と感謝を述べていました。
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