フレディ・キッチンズのNFLヘッドコーチとして初めてのチャンスはわずか1年で幕を閉じる。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたところによれば、クリーブランド・ブラウンズが現地29日(日)、元攻撃コーディネーターでもある45歳のキッチンズを解雇したとのこと。
ブラウンズはこの日、シーズン最終戦でシンシナティ・ベンガルズと対戦するも、33対23で黒星を喫している。
クオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールド、ワイドレシーバー(WR)のジャービス・ランドリーやオデル・ベッカムら、能力も知名度も高い選手を擁しながらも、キッチンズは多種多様な選手たちをコントロールしきれなかった。また、キッチンズのプレーコールはときにアグレッシブすぎるとの批判を受けており、マイルズ・ギャレットの騒動を筆頭に、統率が取れていないとの評判をチームに負わせた。
転機となった2018年シーズンを受けて、オフシーズンには話題の中心になるなど期待が高まっていたが、終わってみれば6勝10敗の戦績だ。
トレードでベッカムを獲得したものの、平均を大きく下回る成績に終わり、メイフィールドはインターセプトにもインタビューにも成長にも苦悩した。ギャレットは無期限の出場停止処分でフィールドから姿を消している。いくつか手を焼く問題を抱えながらもニック・チャブが新星らしいパフォーマンスを見せたとはいえ、チャブを頼らないゲームプランはしばしば疑問を生んだ。
もしかすると、期待が高すぎたのかもしれないが、いろいろとあまりにも急速に崩壊したとも言えるかもしれない。
【C】
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December 30, 2019 at 08:37AM
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ブラウンズがキッチンズHCを解任 - NFL日本公式サイト
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