専門性への自負と意外な苦手意識も退職を後押し
退職前は目まぐるしい毎日で、子どもの今のこの瞬間や成長を見逃していました。4年前に結婚し出産・育休をとらせていただき、2年前に復帰したのですが、担当したのが午前5時45分オンエア開始の「Newsモーニングサテライト」。午前2時に出社し8時に退社のスケジュールでした。子どもが寝てから出社し、目が覚めるころに帰宅できるので、子育てとお仕事を両立するのに支障はなかったのですが、経済・金融などの専門家のゲストとお話するには、画面に映る以外の時間に猛勉強をしなくてはなりません。保育園から帰った子どもは母親と一緒に遊びたいのにテレビを見ててもらって、私はその横で勉強したりしていました。これは私が思い描いていた理想の子育てじゃない、私が今、優先すべきは子どもとの時間じゃないか、と思ったんです。 会社からはありがたいことに、別の番組への変更や別の部署への異動などを提案していただきました。でも、入社当初に担当させていただいたスポーツから経済報道へ、自分から希望を出し、上司をはじめいろいろな方に育てていただきました。ここで中途半端にそのキャリアを終えるよりは、ペースは落ちたとしても学び続け、専門性を持ちたい。また、取材して声で伝える技術を磨くことばかり考えてきたので、普通の会社員ならできて当たり前と思われることが苦手で、たとえば事務仕事やPCを使いこなす自信がなくて、別部署へ異動させていただいてもご迷惑をかけるばかりだと思いました。
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