日本テレビの関係者は「14日は朝からこの問題で持ちきりでした」と明かす。12月13日に日本テレビ系列で「女芸人No.1決定戦 THE W 2021」が放送されたが、その結果に反発したお笑いファンがSNSに書き込みを行い、大荒れとなったからだ
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決勝出場者は、7組のコンビ芸人、2人のピン芸人、1組のトリオ芸人。熱演の結果、3組が最終決戦に進んだ。
◆「オダウエダ」小田結希(26)・植田紫帆(30)[吉本興業]
◆「Aマッソ」村上(33)・加納(32)[ワタナベエンターテインメント]
◆「天才ピアニスト」竹内知咲(29)・ますみ(34)[吉本興業]
担当記者が言う。
「最終決戦で『Aマッソ』は、プロジェクションマッピングを活用したネタで爆笑を取りました。『天才ピアニスト』は、なぜか夕食の献立を当てようと全力を傾けるスーパーのレジ係が登場するコントを熱演。こちらもかなりウケていました。一方の『オダウエダ』は、カニが好きで仕方がない女性が登場するコントだったのですが、『3組の中で一番つまらなかった』という声が多数を占めたのです」
ご存知の通り、優勝したのはオダウエダ。Twitterを検索すると、審査結果に異議を唱える以下のような書き込みが散見される。
《オダウエダに票を入れた審査員は裏がある》
《天才ピアニストの方が面白かったと思った》
《オダウエダは展開が不条理過ぎてストライクゾーン極狭だと思った》
熱戦が最後にどんでん返し
ちなみにYAHOO!ニュースは「『THE W 2021』一番面白いと思ったのは?」のアンケート調査を行っている。
全出場者を対象にしたものであり、最終ステージの3組から選ぶものではないことには注意が必要だが、12月15日現在、天才ピアニストが54・0%と過半数を超えている。
Aマッソは27・3%と2位につけているが、オダウエダは僅か2・6%と6位に沈んでいる。お笑いファンの猛反発を浮き彫りにした調査結果と言えるだろう。
「そもそも視聴率が芳しくありませんでした。ビデオリサーチ調べの関東地区の世帯視聴率は8・9%。ファミリー層を中心とするコアターゲットは6・0%で断トツでしたが、老若男女という幅広い層が視聴したわけではありません。ただし、白熱した争いは例年よりも盛り上がったと思っています。熱戦に満足していたたお笑いファンも少なくなかったはずで、最後の最後に大問題が持ち上がったと受け止めています」(日テレ関係者)
後味の悪いラスト
この関係者も「リアルタイムで見ていましたが、優勝は天才ピアニストかAマッソのどちらかだと思いました」と話す。
「テレビ局の人間も、お笑いファンの意見と変わりありません。優勝候補のヒコロヒー(32)が敗退するなど、真っ当な審査で緊張感もある充実した番組展開になっていたと思います。それが最後で、残念ながら台無しになってしまった。生放送のため時間がなく、審査員の講評がなかったのも後味の悪いものでした」
ネット上では「吉本興業に所属するオダウエダに審査員が忖度した」という指摘も散見されるが、天才ピアニストも吉本興業。説得力があるとは言いがたい。
「審査員の友近さん(48)はオダウエダに投票しました。植田紫帆さんがハゲヅラを被って熱演したことを、最も高く評価したような印象を受けました。私は彼女らしい投票だと思っています。一方、考え抜いた投票が裏目に出たと考えられるのが、アンガールズの田中卓志さん(45)です」(同・関係者)
事務所は激怒!?
田中はAマッソと同じワタナベエンターテインメントに所属している。審査員は全部で7人だった。
ヒロミ(56)とハイヒールのリンゴ(60)はAマッソ。久本雅美(63)とミルクボーイの駒場孝(35)は天才ピアニストに投票した。
オダウエダの場合は友近と笑い飯の哲夫(46)。もし、田中が同じ事務所であるAマッソに1票を投じていたら、オダウエダの優勝はなかったことになる。
「自分と同じ事務所のAマッソに投票するのを嫌い、田中さんは『優勝はあり得ない』と判断したオダウエダに入れたのではないでしょうか。いずれにしても田中さんは、ワタナベエンターテインメントの上層部から怒られたと思いますよ(笑)。田中さんが素直に後輩に1票を投じていれば、Aマッソがスターダムに上がれたのは間違いありません。事務所サイドから言っても、イモトアヤコさん(35)が産休、ブルゾンちえみさんとして活躍していた藤原史織さん(31)がナベプロを去った今、喉から手が出るほど欲しいスターになったはずです」(同・関係者)
デイリー新潮編集部
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