北日本放送
コロナ禍で大きな影響を受けた宇奈月温泉の旅館で、新たな魅力にしようと改装が進められていた鉄道模型の部屋が完成し、２２日報道関係者に公開されました。 トロッコ電車のヘッドマークがついた扉を開けると…、天井近くまで積み上げられたレールに子ども向けの鉄道模型が走ります。コロナ禍で集客が難しくなるなど大きな影響を受けたホテル黒部が、生き残り策として鉄道に着目し、関西電力と黒部峡谷鉄道の協力を得て客室２部屋を改装しました。また、大人向けの鉄道模型の部屋には、歴代のトロッコ電車のポスターが飾られ、同時に８人まで楽しむことができます。ジオラマは、このあと富山高等専門学校鉄道部の部員たちが建物や道路などを作って仕上げます。 ホテル黒部は、この場所が笑顔を作り出し交流の復活の場となればと願っています。 ホテル黒部 中島勝善社長 「街全体が盛り上がれるきっかけにもなれば素晴らしいことだと思いますし、たくさんの人たちに、こういうのがあるんだぞというのを知ってもらって、是非宇奈月に足を運んでもらえるきっかけになればいいなと思っています」 鉄道部屋は時間制での貸し出しとなっていて、来年１月８日にオープンします。旅館が定休日としている火曜水曜を除き毎日営業します。
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