◆大相撲 ▽初場所14日目(22日、東京・両国国技館)
東十両6枚目・朝乃若(高砂)は、白鷹山(高田川)を押し出しで下し、勝ち越しを決めた。4連敗を抜けての給金直しに「すごい長かった4日間だった。すごいうれしいです」と、安どの表情を浮かべた。
新十両だった先場所は2ケタ10勝。2場所連続勝ち越しをかけた10日目の輝(高田川)戦からは4連敗を喫し、「初めて勝ち越し目前でこんな感じだったので、初めて味わう感じでした」。それでも、白鷹山戦は、気迫を前面に出す会心の内容で8勝目を挙げた。
信頼する兄弟子から力をもらった。この日は付け人がケガをしたため、兄弟子で幕下・朝鬼神が急きょ代打。朝鬼神が、元大関・朝乃山の背中をたたいて気合を入れる花道のルーチンはファンから「天使の羽」と呼ばれる名物。その闘魂注入をもらい、勝利につなげた朝乃若は「朝乃山関にしているのを、していただきました。今場所で朝鬼神さんが最後なので、絶対勝ちたいという気持ちで挑みました。最後に白星を届けられてよかった」と、感謝の言葉を並べた。
6場所出場停止処分中の十両4枚目・朝乃山は今場所の全休で、来場所には幕下転落の見込み。勝ち越しを決め、部屋頭となる26歳は「(部屋には)幕下にも元気な後輩、先輩方いるので大丈夫だと思います。(部屋頭は)あまり気にしないで毎日しっかり稽古して、関取から落ちないように頑張りたいと思います」と、謙虚に覚悟を示した。
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