間もなく引っ越しシーズン。コロナ下で、現地を訪れずに引っ越し先の物件の様子が分かる「オンライン内見」が定着しつつあります。現地に出向く時間や費用が節約でき、多くの物件を内見できるメリットがある一方で、注意点もあります。
オンライン活用の方がたくさん内見できる
オンライン内見は、不動産業者のスタッフが現地(賃貸物件)に行き、映像や音声で物件内をリアルタイムで紹介するのが一般的だ。部屋を借りたい人は自宅など好きな場所で物件を見学することができる。コロナ下で借り主が現地を訪れるのが難しくなり、採り入れる不動産業者が増えた。「LINE」「Zoom」「スカイプ」などの無料のビデオ通話を使う場合が多い。
民間調査会社のMMD研究所(東京都)が2020年4月から21年6月に物件探しをした1159人に尋ねたところ、4割弱の人が「オンライン内見をした」と回答。また住宅情報サイト「SUUMO(スーモ)」が2020年度中に首都圏で契約した1145人に聞いたところ、約2割がオンライン内見をしたという。
スーモリサーチセンター研究員の江原亜弥美さんはメリットとして、時間と手間の節約を挙げる。遠方から引っ越す場合は内見で数日、費用も交通費などで数万円はかかる。3、4月の繁忙期に急な遠方への引っ越しが決まった場合でも、物件を確認できる。共働きの夫婦でもお互いの職場から昼休みを利用して内見をすることもできる。
スーモの同調査によると「オ…
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